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モズクワ簒奪

アクセスありがとうございます

独立103日目 夜 モズクワ王国 ケミナルビ門前<外>


俺は道中、一回兵士の反乱のために起こされた以外はわりと眠れた。

おかげでかなりマシになった。


「陛下、おきてください、門を空けさせてください」

俺は王を下ろし、後ろに続き、門を空けさせる。

「(はやく、エリンといちゃいちゃしたいなぁ・・・)」



独立104日目 朝 モズクワ王国 王宮内

「王様、約束通り、私たちの部屋を、あなたはこれまで通り生活してください。私がいつもそばにいるのでご安心ください」



独立110日目 朝 モズクワ王国 王宮内

生活が落ち着いた、いや落ち着かせた。


大きな変化は、王様の生活スペースが一階に移ったことだろう。

一階は王様の生活スペース兼我ら長命種57名の生活スペースになったからだ。


俺は王の専属護衛として日中、王の真後ろに控え、王の仕事のサポートをする。

と、いっても本当に何も口出ししない。

ただ、宰相や将軍が俺たちの生活について口出すときにぼそぼそ耳元でいうだけだ。


俺たちは生活さえ保障されれば問題ないのだ。ひとまず今は安定が大切だ。

俺たちが、短命種に危害を加えない存在だと認識してもらえばいい。


長命種の指示はジンを通して行っている。

といっても、組を編成しなおし、こちらが攻撃受けるまでは殺すなとするだけだ。

組み分けは以下の通り。


組は4組 魔法練習組、格闘術練習組、勉強組、護衛組

1組長リカ、2組長ケンジ、3組長コウ、4組長マドカ

朝の駆け足の後は午前勉強or格闘術 午後魔法 だ。


俺の経験上、格闘術よりもまずは魔法だからだ。

それに子供のうちから勉強するとジン達みたいに普通の人間がつくれる。

だが、長命種の根はやはり受け身なのか言われないとやらないことは未だに多いが・・・


ジンは俺の補佐と長命種への指示、そして鍛錬させている。

こいつは護衛組にはいれないのだ。

エリンも俺の補佐だ。

ただ彼女は他人にあれこれ指示するのが下手なので、もっぱら俺の伝令だ。

やっと俺の生活が落ち着く。だが、野望はまだはじまったばかりだった。



独立170日目 朝 モズクワ王国 王宮内


俺のモズクワ王国内の立ち位置が決定しつつある。

モズクワ王の名前はエンリケ4世、めっちゃ下っ端っぽい名前で笑ってしまった。


エンリケは俺に今でも若干ビビってるが、俺はなにもしなければ無害であることいろいろ政策のサポートをすること、俺たちの訓練が苛烈を極めることなどから、けっこう素直になっている。


俺が出した政策は、対バタダ王への対処だ。

正直、バタダ軍は白兵戦は強すぎるが、攻城戦はゴミなので、見つかってもひたすら逃げるように、城に逃げてひたらすら耐えれば勝てると進言した。

実際、ロドロゼも俺の策で落としたと進言したしな。


ただし、白兵戦は本当に勝てないので、これからもソイツをうまく利用してうまくやるように進言し、この国の内政をするように進言した。

バックに俺がついているのでエンリケ君はふざけた無駄遣いをしなくなったしな。


あとは俺たち長命種を部隊化させ、おそろいの格好をさせている。全員白いローブをすっぽりかぶってる。たまに、生意気な兵士が返り討ちにされ白いローブに血がついている。

まぁこれが狙いなんだが、それで短命種どもに反乱の気を無くさせている。


幕僚たちももう俺のことはシカトだ、最初は生意気な貴族がいたが、そいつの家族全員バラバラにして、みんなの前でそいつに無理矢理食わせたら、だれも逆らわなくなった。

そのあと、毎晩毎晩、暗殺が来たので片っ端から翌日の会議に首をもっていったら次第に減っていった。


ただ悲しいのが57名いた、長命種が50名になってしまったが・・・犠牲になった7名は誘拐され、俺の首を対価として要求されたが、俺の家族ではなかったので無視した。

長命種は根元が善人なのでこんなことでは動じないのだ、まぁ俺に忠実ってわけでもないしね、彼らは他人に興味がないのだ。


とにかく毎日、毎日、エリンを溺愛していること、ジン達を家族として愛していることだけは隠している。さすがに彼らを人質にとられると心が動く。


短命種で俺と家族達の関係を知っているのは王、エンリケだけなのだ。

はじめは、エンリケのとなりでエリンとにゃんにゃんするのは気が引けたけど・・・

エリンは気にしないしね。


あとはケンジが結婚した。とくに結婚式とかしてないけど。

結婚というか、いつも一緒にいるパートナーが決まったに近いかな。

ケンジの嫁は小学生だ、ケンジが犯罪者なのではない。

ケンジの嫁エウレカがケンジを押し倒したのだ。いや、肉体的にではない。


ケンジは非常にのんびりしている。

基本ぼけーっと空を眺めたり、屋根にあがって絵をかいてたりする。

そんなケンジを気の強いエウレカがグイグイいって「わたしをおよめさんにして!!」ていうのに対して「は~い」で済んだとか、それで一緒にいる。一緒の組だし別にいいけど。


やはり子供ときからの教育と短命種に奴隷にされていたことで短命種の文化が中途半端に入っており、エウレカも非常に長命種っぽくなかった。


あとは俺が昔から打ち出した、所帯をもて政策で、ジンにはアヤセ、コウにはマリア、マドカにはドムというパートナー候補がいる。まだ教育中らしい。なにがって感じだけど・・・


大変なのがリカで、どうやら彼女は俺のことが好きらしい。

ふざけてハーレム、ハーレムいってたけどまさか実現するとは・・・とりまもっと生活が落ち着いたらだな。うん。

リカは若干ツンデレ?ちょっと違うか、だけどエリンとタイプ違って楽しいしね。


そんな感じで月日は流れていった。


読んでくれてありがとうございます

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