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スニーキングミッションwithコウ

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独立78日目 朝 モズクワ王国 森


サクッ・・・サクッ・・・サクッ・・・


気配を消して森を歩く。

「(見張りはだれかなーっと、ケンジだったらアタリ、マドカだったら外れかな)」

ニヤニヤが消えず、心の中でつぶやきながら歩く。


「あっ・・・ご主人様・・・おかえりなさい・・・」

マドカちゃんでした。


「(くそー、先に見つかったかー。でもマドカに奇襲かけて凹まれたらいやだから、これはこれでオッケーか)」

「おっす~ただいま~」


「予定より遅かったですね・・・ごめんなさい」

「(えっ・・なんで誤ったの?!意味わかんないよ・・・)」

「う、うん。どういたしまして?」


そんなやりとして帰ってきた。



独立78日目 夜 モズクワ王国 森


俺は夕方の間に各組を周り、各組長と情報の共有をした。

これから首都攻略のプランAのキーマンと打ち合わせだ。

ちなみにプランBは俺が一人で王都の城壁をクライミングして侵入だ。

こっちは完全な力?技



「フセインさん夜分遅くにすいません。今お時間大丈夫でしょうか?」

ガサガサ、馬車の中から音がする。


「大丈夫ですよ」

「お邪魔します」

俺は馬車に入る。馬車の中は真っ暗だ。


「おやすみのところごめんなさいね、先ほどロドロゼから戻ったところでして」

「それはそれは、そ、そのどうでしたか?」


「残念ながら、なにも復興はしてませんでしたよ。復興どころか盗賊の根城みたいになってました。」

「(うん、復興はリセットしたから、してないのと同義だね。うん。)」


暗いのでフセインさんの表情はわからない、しかし空気が重くなったのを感じる。


「では、ロドロゼではなくケミナルビまで送りましょう。フセインさんが商いをできるように、私たちの集めた、森の素材をお持ち帰りください」

「えっ・・・ほ、本当ですか??し、しかし・・・」


「もちろん、私たちも危険を承知ですよ。しかし、共にバタダ王の侵略を生き延びた仲です」

「・・・・よろしいですか?」


「はい(にっこり)ですが、私たちは近くの森までということになります。また道中も誤解を受けぬため、モズクワ王国軍からは逃げて進むことになりますが・・・」


俺は見えてないことを承知でにっこり笑い言った。


「はい!かまいませんよ。よろしくお願いします」

「森の素材は毛皮なのですが、よろしいですのか?」


「えぇ、十分ですよ!」

「(大丈夫、あなたたち一家は本当に生きてケミナルビに入れるさ。翌日にはモズクワ王国領ケミナルビじゃなくなるがな!)」

「では、夜分遅くにお邪魔しました。ご窮屈でしょうが、ご勘弁ください。おやすみなさい」


そういって俺は馬車を後にする。


フセインはロドロゼで捕虜にした、フセイン商会のトップだ。

俺は、バタダ王が短命種を虐殺することが忍びなく、フセイン達を匿った。

そしてロドロゼが火の海になった隙をみて、バタダ王の元から逃げ出した。

という設定にしてある。


また、彼らは馬車の中に軟禁している。

俺以外の長命種に殺されてしまう可能性があるからだ。

という設定にしてある。


実際、フセイン夫人がたまたま、お花を摘みに馬車から出た時に、たまたま、馬車から外のでていた、領主夫人が、長命種の少女に殺害されてしまったのをたまたま、目撃したので、彼らは俺がたまに日中に外に出す以外は馬車から出ない。

たまたま、目撃させるのがうまくいってホッとしたのは言うまでもない。

いろいろ無茶苦茶だが、うまくいっているので仕方ない。



独立79日目 朝 モズクワ王国 森


俺たちは急ぎ、ロドロゼ近郊へ向かう。



独立81日目 朝 モズクワ王国 ロドロゼ郊外の森


ここに家族たち本隊を待機させる。ロドロゼの敵の掃除をしないと不安なのだ。

また今回のミッションにはコウをつれていく、彼を俺のアシスタント兼ストッパーとして教育することにしたからだ。

前回の任務で俺は炎によって無駄なことをしてしまった反省だ。



独立81日目 夜 モズクワ王国 ロドロゼ周辺


コウと二人で行動するとき、俺はマエダと呼ばせることにする。情報の秘匿だ。

コウはコウだが・・・彼にプライバシーはないのだ!


俺は外壁に向かって一気に加速。さっさと外壁を登り外壁上の敵を警戒。

安全を確認して外壁へ。そして、コウが伏せる位置に石ころを飛ばす。


俺は外壁をプラプラとあるく、歩哨を外壁に張り付いてやり過ごし、背後から襲って無力化。

しばらくすると、外壁をコツコツ叩く音がする。


「クリア(ぼそり)」

斜め後ろに人の気配が現れる。

俺はコウをお姫様抱っこして、外壁から街へ飛び降りる。

硬化魔法魔法の俺に死角はない。


ドスッ!


うそ、音を出す、死角がある。反省。


「(こいつにも五転回着地、覚えさせないとな)」

俺はすぐに無くす心のメモに書き込んだ。


モズクワ王国は学習能力がないのか、またテント張ってる。

だが、燃やし尽くすのは最終手段だ。


俺とコウは多人数のアドバンテージを活かして、二人組で警戒する巡回を片っ端から倒す。

やり方は簡単は、廃墟や路地の陰でじっとして、通り過ぎたら羽交い絞めに陰に引っ張り込み首を折る。


巡回が戻らないことに異変を感じ。兵士たちがバタバタ動く裏で、テントエリアに向かい。

二人で指揮所に一気に突入し制圧。二人しかいなかったけど・・・

書類を回収し、門の前へ。


煙幕を門の詰め所に投げ込み、急いで外壁へ上がり、外壁の敵をサイキックをフルにつかって全滅させ、門を閉める。

とどめに歯車に外壁で仕留めた兵士の血を真っ赤になるまでかける

錆びたらいいな。程度だ。


仕上げに二人でテントや建設中の建物に片っ端から火をつけて、外壁から飛び降りて任務終了だ。

門を閉めるあたりでは朝だったが・・・


やはり、視野が広く、耳の良いコウはおどおどしてるが使える。

そして俺たちは急いで郊外の森を目指して走るのだった。



独立94日目 昼  モズクワ王国 ケミナルビ郊外の森。


ロドロゼを越えてからは、ピトロテウス川に沿って南下し、地図にしかがって東へ向かった。

その際、村などは避けてひたすら森を進んだ。

そのためかなりグネグネ進むことになり時間がかかった。

ここでフセイン一家をケミナルビに送り出すのだ。


俺は一台の馬車のとなりを歩き共に森と平原の境界にでる。そして御者に話しかける。

「フセインさん、さようなら。私はこれで。もう会うことはないでしょう。私たちをそっとしておいてください。」

そういって、相手の答えを待つことなく、森へ引きかえしす。

その後、森から馬車が遠くに見えるケミナルビに向かっていくのを見ていた。

今日中にケミナルビにつくのは不可能な距離だった。


読んでくれてありがとうございます

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