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中継島へ

アクセスありがとうございます


出港して3日後。


「艦長来ました!!クラーケンです!!」

監視からの報告。


今回は10チームだ。

俺の乗る船は、旗艦だが先頭だ(笑)


明らかに8本、10本では足りない数の足が海から飛び出す。


「おらー!」


ドスン! ザボーン! ドチャ! ウネビチ~


怪物用にもってきた特性の大斧で足を切って切って切りまくる。

甲板に落ちた足はウネウネビチビチ動いている。うまそうだ


「おらー!!おらー!!」


ドスン! ドスン!  ウネウネ~


足が少なくなっていき、海中へと戻っていく。


「(ふむ。クラーケンは一匹なら大したことないな。本体がいまだにどんなのかわからんが・・・。あとは武器だな。ヌメリで刃が長時間戦闘に持たんな・・・)」


軟体動物の足の調理法なんぞ焼く、蒸す。

しかわからない俺はこの巨大な足をどう処理していいか悩むのであった。


さすがに慣れない海で木造船で火を焚く勇気はなかった。


とりあえず、吸盤のついてる皮を剥ぎ、海水でよく洗って

刺身にして食った。


「(うーん。生だと味がないな。うん)」


毒の有無は不明だったが、何人か腹を壊したのでたぶん食用だ。

腹を壊した船員たちはきっと海産物にあたる体質だったんだろう。



さらに4日後島に到着。


先住民がいた場合の攻撃はなかった。

故に無人島の可能性が浮上。



サバイバルでまずやること。


安全地帯の確保

地球でもこっちでもとりあえず3日は水なしで生きれる。

まぁ、活動量が減るから3日目とかただ生きてるだけに過ぎないが・・・


水は島に草があればどうとでもなるので、死にそうになる3日目までにさっさと陣地を構築する。

まぁ、俺たちは今回は大量に物資があるから水とか心配しなくていいんだけどね。


付近の偵察をする。もちろん俺は上昇魔法だw

この魔法は非常に遅いので戦闘には一切使えないが、広範囲の大雑把な偵察に使える。


上空からみたところ、海岸、森?林?がある。

島自体はそんなに大きくない。

文明や今現在、知的生命がいる様子はみられず。

ひとまず海岸に簡単に陣地を構築。

ここを起点にして、周囲の調査をして新大陸を目指すのだ。

俺は連れてきた短命種労働者たちに拠点を建設させている間に島を探索することにした。


ザッザッザッザッ


「(ヤバそうな生き物でてこないな~)」


ザッザッザッザッ


「(ふーむ。適当に進みすぎて迷子だ。やっぱ、痕跡ちゃんと作っておかないと迷子になるかー。しかーし・・・大じゃーんぷ!)」


シュッ!バサッ!バサッ!


「(上昇すれば無問題!はい、陣地はあっちね。我ながらいい魔法を開発したぜ~)」

そんなアホなことをやりつつ、一日目の調査を終える。


今日も船員の食事はクラーケンだ。

今日はゆでて食べた。塩味で意外とイケた。

俺は森で適当に未知なるフルーツとか食ってた。

あとは襲ってきた大蛇とか。

フルーツはクソまず。大蛇はゲロうまだった。

大蛇がうまいとか、不思議だった。

おそらくこの島に俺の脅威となる生物はいないと思われた。



島に上陸して3日目。


島での食糧確保のめどがたったので、予定通り、資材と人員を島に残し、それ以外はいったんフロリア大陸に戻る。

帰りはぜひ水竜に会いたい。



島を出港して2日目。


俺は海を眺めながら、島の名前をどうするか考えていた。


「(うーむ。アオイ島、クルーガー島、イツキ島・・・親バカかっ!!)」

イタイ一人ツッコミをしながら考えていた。


そんな時


ズガーン!! グラグラ・・・


突然、俺の乗ってる船が揺れ、船が崩壊をはじめた。


「(はいー。きましたよ~。なにかな~)」


船員はパニックだ。

俺は叫ぶ。


「総員、浮きを装着しただちに退避!!訓練通り無理に体力を使おうとするな!!浮いて助けを待て!!」


そして俺はすぐに服を脱ぎ棄て、ナイフベルトのみを装着して海に飛び込む!!

狙いは、船を襲う魔物!


飛び込む前にみたとこを、襲われている船は俺の船を含めて二隻。


ざぱーん!


「(ぶくぶく・・・二匹の水竜・・・くっそ・・・ウミヘビじゃねーか・・・くそう・・・さっさと終わらせよう。いくぜ!ウォータージェット!!)」


説明しよう!

ウォータージェットとは、お尻の穴から魔力を噴出させて水中を泳ぐ魔法である!

もちろん、服を着た状態で使うと、恥ずかしい穴が開く魔法だ!

さらに、使用後は治療魔法が必要になる諸刃の剣である!


俺は秘技ウォータージェットでウミヘビに急接近し、ナイフベルトから俺の土魔法から作った真っ黒い鉄と大陸一の鍛冶師であるマドカの夫ドムが打った黒ナイフを突き出し突っ込んだ!


UGOGYAA BukuBuku・・・ 


海中にウミヘビの叫び声がくぐもって響き渡る。


「(くっそ、水の中で威力がでない。あとは呼吸だ実験でも限界は5分だった。あと2分・・・)」


俺は必死でナイフを突き立て、暴れる巨大ウミヘビにしがみついていたが、ナイフを引き抜き海面に顔を出す。


酸素の代わりに、青い魔力で呼吸しているこの世界。

水の中にも青魔力はあるが、余計な水のせいでうまく魔力補給ができないのだった。


俺が息継ぎの間は絶え絶えだったウミヘビAの回復の時間となり、この間にもウミヘビBは襲った船から落ちた船員を襲っていた。


海中には海流に乗って赤い液体が流れる。


「(第二ラウンド。これでAを殺る!)」


俺がウミヘビAに秘技ウォータージェットを炸裂させようとする、その刹那

やつは、水中で水弾を発射した。


いや、実際は弾はでていないが、その圧力が俺を襲う!!


ごぼっ・・・!


「(このままウォータージェット使うとやつについた瞬間窒息だ。くっそ息継ぎ・・・あーもう!)」


俺はイライラしながら水面に向かってウォータージェットを発動!


ぶほぉー! ざぱーん! 

バサッバサッ


俺はそのまま上空にあがり、ウミヘビAがいたであろう海中に向かって一気に降下する。

そして、その勢いをも利用し再度ウォータージェット!


「(俺の昼めしになりやがれー!!)」


グサッ! ぐりぐり・・・ 

GYAAAAAAA・・・・


ウミヘビAは断末魔を上げてどんどん沈んでいく。


俺は水中でヤツを引っ張り上げる手段をもっていないことに初めて気づくのだった。

さらにウミヘビBは腹がいっぱいになったのか撤退していく。

俺はやるせない気持ちで生き残った船に泳ぎ着き、助けを待つ船員を助け、悔しい気持ちでフロリア大陸を目指すのであった。


船で考えていたのは島の名前でもなくただ<海中での戦闘>についてであったのは言うまでもない。


読んでくれてありがとうございます。

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