ママとパパを感動させよう
とうとう魔力自体を肌で感じることに成功したマサ。魔力を増やすことをはじめる
モヤモヤよー、俺に集え!!・・・・・・なにも起こらない・・・・・・
今俺は大気中にあると勝手に思い込む魔力を自身に纏わせ少しでも移動することを試していた。
だってさ、この体おかしいんだよ。ぜんぜん成長というかハイハイすらできそうにないんだよねー
なんでできないって決めつけるの?もうねーそんなの何となく本能的にとしか言えないんだ。
だってそうだろ?いい例が高所恐怖症さ。だってさバンジーとかでも死ぬわけないやん?だって商売成立してるんだからさ。だから怖いなんて幻なのに、できない人はできない。なぜ?本能的に無理だからさ。高所恐怖症の自覚がない人も本能的に違和感を感じるからバンジーなんてしないんだよ。って感じ
と、こんな感じで思考をする。なにがおかしいんだ・・・俺はもうおおむね良好なんだ。はぁ・・・今日は気分転換にママンをママと呼ぶこと目標に生きよう。そうしよう。
「まさ」「まーさー」「まーさー」「まー」バタッ!ドアがすごい勢いで開く。
ママンがその美しい笑顔でのぞき込む「マサ!!****」ワンモアって感じかな?
「まさ(キャッキャッ)」ママンがフリーズする。
俺はグーパー運動で自在にうごくこの小さな指でママンを指さす。「まーまーまー」
ママンが目を見開き声をだす。「****ママよ!!」
ママンの単語ゲット、これだったのかー。長かった。
こいつらわざわざ「私がママよ。ママっていいなさい」的なことしないんだもん。大変だったよ。
「まま!(にっこり)」 ママン目をこれでもかと見開いた。
俺はママンを指さし続ける「まま!まま!まーまー」バタり。彼女は倒れた・・・・
俺は経験値的なものを手に入れることなく、どうしていいかわからず、泣いてしまった・・・
30分くらい泣いていたと思う。俺の体内時計は前世のおかげでかなり正確だ。泣き止まないのを見かねたのか、隣人1号(女)がやってきた。こいつはたまに家にパパンを遊びに誘うやつの身内だ。
隣人1号は泣く俺の傍らで倒れるママンをみて、外へ飛び出していく。
俺はこんだけ泣いていてよく呼吸が止まらないなと、泣きながら思うのだった・・・
えっえっえっ・・・・まって・・・・呼吸? ま、まさか・・・・
はやく泣き止め俺・・・くっそ・・・まじか・・・・
「おぎゃあ。おぎゃあ。おぎゃあ。ひくっひっく おぎゃあ」
泣きわめく俺。
バタン!!ドアが勢いよく開かれ、パパンがやってきた。パパンは倒れるママンを介抱する。
水で濡らした布で丁寧にママンの顔をふく。しばらくするとママンが目覚め、慌てて俺をあやしはじめた。
俺は泣き止み、猛烈な眠気に襲われ墜ちる・・・・スヤァ・・・
翌朝
ママンのおっぱいの時間。俺は意を決してママンに例のキラーワード言う。「まま」
ママンは「oh!!」の感嘆の声をあげる。そして俺を乳房に押し付けまま、パパンを呼んだ。
「(ふっ パパンの単語ゲットだぜ!)」
呼ばれてすぐ寝ていたパパンが目覚める。俺はすかさずニッコリ笑って言う。
「ぱぱ!」パパンは昨日のママンのように目をこれでもかと開いてフリーズした。
てか、ママン。おっぱいしまってー ふしだらですよ!
しばらくして、パパンが再起動する。俺はベッドに寝て見下ろすパパンを指さし言う
「ぱぱ」そして逆サイドにいるママンにいう「まま」
二人とも泣き出し、抱き合いはじめた。「(ナニコレ・・・)」
その後、隣人1号(男)がパパンを呼びにくるまで、俺の「ぱぱ、まま」は続いた。
やっと朝の騒動が収まった。俺は昨日から気になっていた実験を開始する。
そう、肺のチェックだ!前世では俺はかなりの肺活量があった。そもそも空挺隊員になるのに肺活量の試験あるしね。と、いうわけで肺が動いてるか自覚するのなんて余裕なのさ。
・・・動いてない・・・だと・・・俺は深呼吸を繰り替えす。
「(ウソだろ、ウソだろ)」腹式呼吸を意識し、細く長く息を吸う。限界まで吸う。そして肺があればあれば膨らんでいるであろうことを意識し、細くゆっくり吐ききる。
動いてない。フゥゥゥゥゥゥゥゥ ハァァァァァァ。だめだ・・・動いてない・・・
俺は泣き出した。
すぐにママンが俺をあやす。ママンに感謝の気持ちを込めていう。「まーまっ」
なんという笑顔でしょう。やっぱこう笑顔っていうのはいいですね!
よーし、あきらめずに肺を探すぞー。呼吸ができるってことは肺はあるんだ!体内を意識して、ママンに抱かれ深呼吸を再開する。
2時間後
熱い、暑いのではなく熱い。俺に何が起きたのか・・・・




