1話 「ライの日常」
注意:これは初心者作品ですので期待はせずお読みください。
また、誤字や文面的に可笑しい部分等が色々あると思いますのでそこ辺など遠慮なく報告して頂ければ嬉しいです。
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キャラクター
主人公
「ライ・リーヴェル」
ライの父
「ヴィーダ・リーヴェル」
母
「フィルダ・リーヴェル」
「おおおぉい息子よぉお!」
父の甲高い声が俺の部屋中に響き渡った。
「ん……?」
その時に目を半分開け、朦朧とする意識にはカーテン越しの日差しに照らされた父、ヴィーダが居た。
まだ布団を掛けたまま寝ているライに対し、容赦なく、その布団をぶん投げる。
「おぉいまだ寝てるんだし静かにしてくれよぉ。」
気だるい声でそう答えるライに対し、父は腕を組みながら強引な笑みを浮かばせ、
「稽古の時間だ」
と、父は言った。
俺の家はそこそこ大きく、めちゃくちゃ大きいという訳でもないがちょっとした剣技やほんのちょっぴりだが魔法の稽古は一応出来るような庭がある。
そして父に言われるがまませっせっと着替えて稽古をしようとする訳なのだが……
「親父ぃ……」
俺は呼ぶ。
「なんだ?」
「いや稽古以前にちょっと飯とか……」
「大丈夫だろ」
「いや大丈夫じゃねぇから!?」
父に似た甲高い声でツッコミを入れる俺であった。
「いやこれ一歩間違えたら虐待の位置になっても可笑しくないからなぁ……」
そう呟く俺に対し、父は
「いや、お前を信頼していて、かつ、お前も俺を信頼してるからこそ出来る事やろ。」
ガハハと誤魔化すように笑う父。
「…………」
その言葉に対してなんか何も言えなかった。
「さ、稽古始めるぞい!朝飯はその後だ!」
彼此あり、稽古の途中に母、フィルダ・リーヴェルがやって来た。
「また朝っぱらから稽古やってるの〜?朝ごはんは?」
「食ってない」
父はそう言った
「食わせられてない」
俺はそう言った。
「あーもう、こら!ヴィーダ!朝ごはんも食べずに無理やり稽古なんて何を考えてるのよ!」
大正論を父に投げかける母。
「腹減った。」
俺がそう言うと、父は
「うっし!ちょっとここら辺で飯にするか!」
と、顔に汗をかきながらこれまた誤魔化す。
「飯ってちゃんと作ってあるの?」
「ええ、もちろん。」
「フィルダの手作りはいつも絶品だもんな!」
母子の会話に混じり父はそう謎に自慢げに言う。
少し母は顔を赤くし、ダイニングへ行く。
愉快な親子風景……って客観的に見れば思えるかもしれんけど父の稽古マジきちぃ……今日は朝っぱらからだったけど朝から夕のランダムの時間帯でする稽古だし、めちゃくちゃ動かなければ行けない。はぁ。だが稽古終わった後の達成感が気持ち良い。その達成感を大事にして行きたい。
「ライ〜。ご飯もう盛ったよ〜」
遠い声でダイニングから聞こえる母の声に対し、
「はーい。今行く」
と答えた。




