第80話.戦(いくさ)前
- 『スグル殿、いま宜しいでしょうか』
「どうしたのランドさん」
- 『王国方面から、5000名規模の大隊がこちらに向かって来ています』
「それって歩兵込み?」
- 『はい。』
「それじゃ、15日ぐらい?」
- 『少なくとも其れぐらいでしょう。ただ油断はできませんぞ』
「わかった、ありがとう」
レギルさんは少ししたら戻って来るだろうし、冒険者ギルド話をしに行くか。
「おにいちゃん、どこいくの?」
「ん?、冒険者ギルドに行ってくるよ」
「おもしろいところ?」
「つまらない所さ、お姉ちゃんとお留守番していてね」
「うん!」
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「こんにちは、ギルド長は居る?」
「あ、スグルさんいらっしゃい、確認してきますので少々お待ち下さい。」
しかし改めて見ると、冒険する場所って近場に有ったかな…
魔物はブルー達が見回りしてくれているから減っているし、ダンジョンも聞いたことが無いし………謎だ!
「スグルさん、そこに突っ込んだらダメですよ!、あ、ギルド長が会うそうですので、奥にどうぞ」
え、心読まれてる?!
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コンコンとノックする
「入りたまえ」
「こんにちは」
「珍しいな、スグル殿から来られるのは、何か有ったか」
「えぇ、今レギルさんがシズタミに行ってますので、留守を預かっている身なのですが、どうも王国から兵士が5000名ほど向かって来ているようでして、それで防衛能力を知りたくて伺いました」
「なるほど、な。だが、防衛は外壁に攻撃反射魔法を付与しているのでは無かったか?」
「あれは、あくまでも攻撃があった場合に、威力を増加して反射するものなので」
「ふむ、梯子なりで来られると対処ができないと…」
「えぇ、ある程度は俺の魔法で何とかなりますが、他の場所から攻められたら対処ができません」
「ならば、分散する前に迎え撃つのも手ではないかな」
「あー、その手が有りましたね、でも良いんですか?、俺がやっちゃっても。もし、俺が居ないときに来られたらどうします?」
「しかし、現状はスグル殿に頼る他無い状況なのだよ」
「わかりました、今後のことを考えて、後でレギルさんと防衛の話を進めてください」
「わかった」
「それじゃ、準備もありますので、失礼します」
「今まで戦いのない時を過ごして来たのだ、時間が掛かるが訓練をして育てないとな…」
スグルの出ていった扉を見つめて呟いた。
いつもお読み頂きありがとうございます。
果たして数字は妥当なのだろうか…
後続作成途中で1000から5000に引き上げました。
気にしないことにしよう(逃避




