第27話.来ました
翌朝───
「それじゃティファ行こうか」
『はい、主』
「えっと、まずはここに戻れるように、現在地登録を済ますか」
ピッっと
「[1/100]サンラ・領主の館裏」
さて、カーナビにリンクして「[0/100]転移管理門」を行き先に指定する。
「じゃ出発」
〔目的地までのルートを案内します。そのまま進んでください。〕
まだ敷地内だけど、とりあえず進むか。
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「おっと、あれ?」
『主、着いたようです』
「え?、エフェクト無し?、感動も驚きも無いじゃないか」
スグルさんが来ました。何か残念がってますが…
あ、ティファさん、お元気そうで何より。
まだ5日ですけど…
しかし、本当に来てしまいました。由々しき事態です。
「あ、アテラさん、お久しぶり」
「本当に、来ちゃいましたね……」
「あははは、それで、例のお願いしていた件で来たんだけど」
「えぇ、手続きも済ませてあります。」
「いやー、恩に着るよ」
「貸し15ですよ?」
「え?、あ、まぁ15人分の転移を差し戻して貰ったからな、肉体ありで、うん。まぁ返せるときが有ったら言ってね」
「スグルさんがそこまでやる必要はあるんですか?」
「なんて言うか、俺の見てる範囲だけでも理不尽な死は避けたいんだよね。あの時はざまぁって思ったけど、結局はクラウドって男に踊らされて居ただけだったんだ。」
「まぁ、貴方らしいですけどね」
「しかし15人か、どうやって搬送しようか」
「大型バスなんかはどうです?、今回特別に変われるようにしますよ」
「おお良いね、頼むよ」
「では、ティファさん」
『はい』
「おお、変わった」
「大丈夫そうですね」
『こういった車体は今後追加されるのでしょうか』
「車種が増えると良いな」
『はい、主に喜んで貰えるのが嬉しいです』
「ある程度の経験を積めば車種が増えていきますから大丈夫ですよ。それで彼らの扱いはどうなるんです?」
「一応、行方知れずだったのを見つけたって呈だな」
「なるほど、倒れていた所を、ですか」
「そう言えば、魔法を使えるようになったんだ」
「それはそれは、おめでとうございます」
「ありがとう。いやー、しかしね、生活魔法の定義が広いね!」
「生活魔法…ですか?、そんなの無いはずですが…」
「え?、でもティファが生活魔法なら使えるって…」
「あれ?言いませんでしたっけ、適正が有れば使えると」
「ティファ?」
『すみません。きっかけがあれば発動するのが分かっていたので、イメージしやすい生活魔法とお伝えしました』
「ありがとなー」
『え?怒らないのですか?』
「起こる必要ないじゃないか、ありがとう」
『主、…』
「なにこの甘ったるい空間は!っもう。」
話の中で出してきた問題を回収しつつ進めるのは難しいですね!
2018.03.10 台詞部分修正




