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第20話.初めての

「飛ばすぞー」


時刻は14時過ぎ。

時速100㎞で走る。

70km弱だと45分程度だ。


途中でアイツを抜く。

かなり走ったのだろう馬がもう動けなさそうだ。こんな場所で大変だねー。


-----

---

-


「よし、到着!」

- 『お早い戻りですな』


「まぁな、俺とティファだけだし飛ばしてきた。んじゃ、早速行きますか」

『休まなくても大丈夫ですか?』


「ん、平気」

『わかりました』


「それじゃ、後ろにランドさんとミーちゃんは後ろに乗ってもらえる?、んで、ブルーは中の座席を畳んでから乗って貰うね」


-----

---

-


「さて、準備は良いか?」

『良いです』

- [ちょっと狭いが大丈夫だ、だ]

- 『こちらも良いですぞ』

- 『OKだよー』


「んじゃ発進」


走るのに丁度良い道を進むこと3時間、目的の溜池に到着した。


日が山向こうに沈んでいくところだけど、早速作業にかかりますかね。


「んと、この広さだと、給水車と消防車どっちが早く貯められるかな」

- 『普通に水魔法じゃダメなの?』


「よくぞ聞いてくれた!、まだ習得していない!」

- 『威張んなー』

『ちょっとミーやめなさい、主も主です。』


「まだ3日目だよ?」

『え?生活魔法は使えるんですよ?』


「本当に?」

『えぇ、主のステータスウインドウにリンクしたときに見えましたから』


「水よ出ろ!」











「出ない…」


『イメージするんです』

「イメージ?」


『例えば、コップ一杯の水よ出よ』


パシャ


「おお」


そっか、イメージか!

生活魔法、生活、水、生活、水、水、水道…


「浄水場から各家庭に送水する量で、溜池いっぱいになるまで、水よ出よ!」


な──────


ドドドドドドドドドド・・・・・



---------

-----

--


ぴちょん─────


「ふぁー驚いたーっ、なにこれ、すげー」

- 『ス、スグル殿今のは?』

- 『やれば、できるじゃないか』


「今のはって、ま、魔法?」

- [どうやって、魔法を止めた?、だ]

『それは私も知りたいです』


「いや、ほら、イメージって言ってたから、水洗トイレのタンクのように、水が貯まったら止まるのを思い浮かべてさ、出してみたんだ。それ以前に、生活の定義が広くて恐い。」

『主、今後は気をつけて発動してくださいね』


「ブルー、取り敢えずは、これで何日ぐらいもちこたえられそう?」

- [この量だと、四月(よつき)は大丈夫だと思う、だ]



とりあえず水も貯まったことだし、明日は街に帰還と───

2018.03.10 会話部分修正

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