表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/185

ドラゴンキラー

 サドタの街から北へ進み……。

 しばらく移動していると、氷の大陸に到着した。


 目の前を見ると、ここから先は氷の大陸ですよと、目に見えて違いがわかる。

 ここから先は地面が()()できている。

 氷の大陸に入る前だが肌寒さを感じ始めたので、レクターから貰った防寒具を装備する。


 大陸に入る前だが、一つ試しておくことがある。

 ミスリルの剣に、魔法を付与することだ。


 やり方が微妙にわからないが、剣に対して[ファイア]の魔法を掛けるかんじかな?

 ミスリルの剣を持ち、剣に魔法を留めるイメージで[ファイア]の魔法を使った。

 刀身が燃え上がり火の剣が出来上がった。


 なるほど……。初級魔法を、剣に宿らせる訳か。

 どれくらい持つのかわからないので、とりあえず氷の大陸に入ってみよう。


 氷の大陸に足を踏み入れ周りを見てみる、

 周りが吹雪いているが、考えていたよりは寒くない。


 [魔力視]を使ってみたら、理解できた。

 周りは吹雪という。氷の魔力に近いもので覆われているが、剣の周りから火の魔力が出ており俺の周りを包んでいた。


 そのまま[魔力視]でMAPを確認するが、この大陸は未踏破の為、モンスターの位置の確認はできなかった。


 寒さ対策はなんとかなってるし、先に進むしかないよな。

 モンスターは、アイスドラゴン以外は砂漠とほぼ強さが変わらないらしいし。

(実際は、氷の大陸の方が強いです……。レクターさんに誤魔化されてます)


 氷の大陸に出現するのは、アイスタートル、アイスウルフ、アイスバード、アイスドラゴンの四種類。

 まずは、ドラゴン以外の三つを倒してみることにしよう。


 探索を続けて、最初に見つけたのはアイスウルフだ。

 アイスと名前は付いているが氷で覆われているわけではなかった。


 ただの、白い毛の狼だ。

 俺の周りを取り囲むようにして、複数のアイスウルフがこちらを見ている。


 剣を構えて狼に向けて、[サンダーランス]を放つ。

 狙った狼に雷撃が当たり絶命した。仲間が絶命した事により、狼たちは一層唸り声を上げている。

 だが、襲ってこようとはしない俺を警戒してるのだろう。


 確かに、コイツは強くはないな。

 ただ囲まれているので、体制を立て直す必要がある。


 [エアカッター]の魔法を使い、アイスウルフを牽制する。

 複数の風の刃の魔法攻撃により、モンスターの統率を崩した。

 統率の崩れた狼達の囲みを突破し、狼達を1箇所の範囲に纏めた。


 そして、[サンダーストーム]をアイスウルフのいる範囲に放ち、アイスウルフの群れを討伐した。


 弱点属性がそのまま刺さるのと、警戒して近寄ってこない分、警戒せず突撃してくる。

 砂漠のデザートブルよりは、こいつの方が戦いやすい。


 魔法戦は、距離を詰められたら不利になるからだ。

 まぁ、近接の対策がないわけではないが……。遠距離や中距離で倒せる方が楽だしな。


 とりあえず、これで7匹か簡単だな。


 次に見つけたのが、アイスタートルだった。

 なんといっても、こいつは遅かった。


 一度魔法の詠唱をする、そぶりを見せたので、即[サンダーランス]を打ち込んだ。


 このモンスターは、タフさが売りなのか単発の魔法に耐えてきた。

 アイスタートルは、詠唱をキャンセルし殻にこもった。


 ランスがダメなら、[サンダーボルト]を使えばいいじゃない?

 [サンダーボルト]をアイスタートルに放つ。


 強固な甲羅で、守っていようが関係ない。当然の如く、アイスタートルは絶命していた。

 今後は、一撃目から[サンダーボルト]で倒そう。


 後は、アイスバードを探さないとな。

 鳥だから、飛んでるのか?それとも地面で休んでる?

 どっちだろう、解らない等と考えていたら。


 上空に、鳥の群れがいる。

 もしかして、あれがアイスバード?


 発動している[魔力視]が、アイスバード達が魔力をためているのを感知した。


 やばい、上空から魔法攻撃が来る!!あれだけの数だ、避けれない!!

 アイスバード達が放つ、複数の[アイスランス]が迫り来る。


 危ない!なーんてね。


 [アイスウォール]で、全ての魔法を防ぎきった。


 そんなに、集まってたら。範囲魔法の餌食だな。


 [サンダーストーム]をアイスバードのいる上空に放つ!!


 何匹か外したが、大概を仕留めることができた。

 魔法を外したアイスバードは、その場を逃げ出した。


 地面に、討伐したアイスバードが、落下して雪に突き刺さってる。

 意外と、大きいなコイツら。

 上空だったから、小さく見えただけか……。

 数えたら、32匹いた。既にアイスバードの討伐目標達成した。


 うーん、これは確かにレクターさんが言ってた通り、砂漠と対して変わらんなぁ難易度。


 それはそうと、なんか急に冷えてきたぞ。

 ミスリルの剣から熱が無くなっていた。魔法の効果が切れたのか、約一時間って感じかな。

 再び、ミスリルの剣に火の魔力を付与した。

 一通り討伐したし、とりあえずMAPの解放してから。ドラゴンを探すか……。


 それからMAPの解放をしつつ、モンスターの討伐を続けた。

 既に、解放したMAPに討伐したモンスター達より大きい魔力の反応があった。


 無理そうだったら、[転送魔法]で逃げよう。

 MAPを確認しながら、アイスドラゴンと思われる反応に近づいてゆく。


 デ、デカいな。

 今まで、討伐してきたモンスターの中で格段にでかい。


 ヤレるか?これ?

 ただ、一度は市場に流通している事を俺は知ってる、何故なら俺が一度買ったからだ。


 倒せないことはないさ。

 正直、一年も待ちたくはないし。レクターさんの、発言が正しければ俺なら倒せるはず。


 ドラゴンは、こちらに気づいていない。


 [スピードアップ]

 [ブレッシング]


 普段[スピードアップ]のみで、対応してるが念のため、

 ステータス強化の[ブレッシング]も使用した。


 [サンダーボルト]を、アイスドラゴンに放つ!!綺麗に命中した。


 あれ、動いてこない? 一撃で倒したか?

 [魔力視]で確認すると、魔力はまだのこってるから、まだ倒してはいない。


 モンスターに対して、[鑑定]スキルを使用した。

 アイスドラゴン:麻痺と表示された。


 あっ、魔法で固まったのかコイツ。討伐するチャンスだ!!


 グググ……。動こうとしているが、動けないでいるドラゴン。

 一気に、近づきミスリルの剣で、アイスドラゴンの首に一気に剣を振り下ろす!!


 アイスドラゴンを討伐した。


 予想以上にあっさりと倒せたな。

 あと、単なるダメージソースだと思っていた[サンダーボルト]に状態異常効果があったことに驚いた。


 今日は、討伐を終了し。[転送魔法]で、一度サドタの街のギルドに戻った。

 暗くなってまで、氷の大陸で戦う利点を感じれなかったからだ。


 ギルド前で、防寒具を外し。

 ギルドに入り、いつものように買取倉庫へ直接向かう。

 レクターが、俺の姿に気づき喜んで近づいてきた。


「そろそろ帰って来ると思ってたぞ。

 夜まで狩りをする利点が、氷の大陸にはないからな」


「あっ、やっぱり?」


「その反応だと、狩りに行ってきたんだな」


「あぁ、一通り狩ってきた」


「魔石以外を売りたいんだが、解体お願いできるか?」


「あぁ、喜んで引き受けよう」


「氷の大陸のモンスター素材は、非常に貴重なんだ。バードは食料として肉が美味くて優秀だし。

 ウルフの毛皮は防寒具の材料、肉も売れる。

 タートルの、甲羅は防具に使えるし、肉も美味いんだ。

 アイスドラゴンの、皮膚いや、氷の防御壁は、防具として優秀なんだ。

 それで、どれくらい倒してきたんだ」


「うーん、MAPの解放しながらの探索だから少ないと思うぞ」


 アイスバード125匹

 アイスウルフ28匹

 アイスタートル7匹

 アイスドラゴン1匹


 ……と、買取表に記入した。


 あれだけモンスターが群れているんだ。マップ解放に時間さえ取られてなければ3倍はいけるだろう。

 凄く残念だ、明日リベンジしよう……。


 レクターは買取表を見て、

「何が不満なんじゃ、物凄い成果じゃないか。にーちゃん」


「探索を一度済ませていたら、この3倍は狩れたなと思ってね」


「すまん、にーちゃん。

 一つ伝えてなかったことがある」


「全てのモンスターに対峙する時、危険を感じることはなかったか?」


「ウルフに囲まれたりとか?

 タートルが詠唱を始めたりとか、バードに氷矢の雨降らされたりとか?」


「そう、それじゃ。慣れた冒険者でも、時々怪我をしてしまうのがあの大陸での狩りだ。

 だからこそ、砂漠が人気だったんだがな」


「いや、別に?

 落ち着いて対処すれば 、レクターさんの言ってた通りドラゴン以外は砂漠より簡単だったよ」


「そ、そうか、にーちゃんは少しズレとるのぉ」


「心外だなぁ、まぁよく言われるが……」


 この調子なら一週間位、狩りに行けば必要な魔石はそろいそうだな。

 解体をギルドに任せて、魔石だけは後日貰う約束をしてから、ギルドを離れ家路についた。

本日は、4話投稿します。


24:15分投稿予定。

次は朝7:00の投稿になります。

12:15分投稿予定

19:15分投稿予定

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


▼ 1ポチ、協力お願いします。 ▼
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ