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いつもの、日常(大嘘)

 新施設の建築開始から、1ヶ月経っていた。


 ウチの店と、隣の店が繋がっている。

 看板をつけた事により、隣の飲食店単体の集客も増えたみたいで何よりだ。


 新店舗のテナントに入る飲食店の店長は、ちょくちょく、ウチの店の様子をみに来る。

 そんなに気になるなら、勤務先をウチの店に指定してくれればよかったのに……。

 建築班はドワーフ親子の合流により、さらに活発になっていた。

 最初反発を受けていた、フローラは今では 建築班からアネゴ呼びになっていた。


 テナントの飲食スペース用に、家具屋にテーブルと椅子を依頼した。


 それから、私の仕事が極端に減った。

 勝手にスタッフが、仕事を片付けて行くのである。

 工事が終わった事で、エミリーとシェリーは狩りについてこなくなった。

 少しばかり寂しいが、彼女達を危険な思いをさせたくないので仕方がない。

 それを理解した上で彼女達は、お店の手伝いをメインにやってくれている。


 そういう事もあり、私の仕事が、畑の水やりと、砂漠での狩りだけになってしまった。

 こんな、老後のハンターみたいな生活は嫌だ!!俺は商人だ!!

 それでもエミリーが、三食しっかり作ってくれるので、そこの部分は満足している。

(エミリーは、三食作っていたが。ハジメが忙しすぎて、二食しか食べれていない)


「それじゃ、狩りに行ってくる」


「行ってらっしゃいー、ラッキーインセクト出ると良いね」

 シェリーが言ってきた。


 そういえば、そういうモンスターがいたな。

 [魔力視]で探しても見当たらないので、狩尽くしたんだろうなあ。

 などと、考えながらその場を後にした。


 砂漠で狩りする人が減った気がする……。

 1ヶ月の間、目撃情報すらないのだ減りもするだろう。


 いつも通り、[魔力視]を使い、マップを見てみる。


 ラッキーインセクトが、い………た!!


 [スピードアップ]の、魔法を使い全力で追いかける。

 少しも、追いつけない。姿が見える前に逃げられる。

 これって、砂漠で狩りをしてる人も少ない。

 今、まぐれで倒すのも無理か?

 ラッキーインセクトも、[魔力視]みたいなスキルを持ってる?

 ははっ、まさかね……。


 自分の力で、倒せないからといって、エミリーとシェリーを、狩場に再び連れてくるのは、よしとしない。


 相手もきっと疲れるはず!! 全力で追い回そう 。

 その作戦は、見るも無残な結果に終わった……。


 疲れすぎて、狩りにならない。今日は帰ろう。

 初の討伐0帰宅であった。

 結論は出た……。ラッキーインセクトは、[魔力視]みたいなスキルを持ってる。


 家に帰ると、エミリーはまだ起きていた。

「おかえりなさい、ハジメさん早かったですね」


「いやあ、色々あって疲れたよ」


 ラッキーインセクトが復活していて、追いかけ回したが捕まえるどころか姿さえも見れなかったと伝えた。


「私達がまた、手伝いましょうか?」


「いや、それは違うと思うから明日からは普通に、お店の食材を狩るとするよ。

 自分も、欲に駆られてたんだなと今日は反省しかないよ……」


「ハジメさんが、今まで凄すぎただけだと思いますよ。

 休める時くらいは、ゆっくりしてください」


「はい、そうさせてもらうね。

 明日は、お店も休みだし。一日中のんびりしようかな」


「せっかくなんで、3人で一緒に居ましょう」


「そうだね、そうしよう。

 それじゃ、エミリーお休み」


「はい、おやすみなさい」

 エミリーと俺は、各自寝室へ向かった。


 ベッドに入るが、むしゃくしゃして眠れない……。


 眠れないし、ネットでもやるか?

 そういえば、ネットの代金振り込みしないとなぁと、思いながら通帳を見ていた。


 あれっ? 俺が死んだ日以降も、毎月、通帳から家賃やネット費が引き落とされてる。

 どういう事だ? これは女神に聞くべき案件だが、来月まで俺は出禁を食らっている。


 あっちでの情報は、わからないのでパソコンを立ち上げ、[インターネット]を使用した。


 某検索サイトで、俺の家の住所をググってみると……。


 [心霊スポット][都市伝説]、はぁ?

 俺の部屋が、都市伝説や心霊スポット扱いされてるんだが。


 TVで撮影されたであろう、動画が上がっていた。

 その動画を、クリックしてみると。


 心霊番組あるあるな感じの、煽り入れてからの番組スタート。


 ナレーターが部屋の持ち主は、すでに亡くなっているにもかかわらず、未だに人の気配がするらしいと胡散臭い物言いを始めた。


 そして、建物の管理人に取材。

「あの人は、変わった人でしたよ」とか余計な事を、しゃべっている。

「いまだに家賃とかは、振り込まれるんですよね。

 だから空き部屋に出来ないでいるんですよ」


 えっ?どういう事だ?

 普通、俺が死んだら家族が止めるなり、通帳の解約するだろ?


 そんな感じの話が終わって、俺の部屋の前まで来て部屋の扉を、スタッフがノックする。

「はーい」と、女性の声が聞こえた。


「えっ!?」独り言だが、つい声が出てしまった。

 俺は、今でこそ、嫁がいるがあっちじゃ独男(ドクオ)(独身男性)だぞ。


 そこでCMに入る……。


「ふっざけんな!!」またしても、独り言が出てしまった。


 CMを飛ばしたら。

 女神様が若奥様スタイルで、部屋から出てきた。

 ノルン様なにやってんすか?

 俺は、目が点になった……。


 そこから、女神様が嘘八百を重ね、俺との出会いで美談を語り。

 俺の両親も納得して、全て譲り受けているとの事だった。

 [都市伝説][心霊スポット]の件、全てが線に繋がった。


 そして、番組の会場に繋がって凄く美人でしたよねー。

 あと良い話でしたねと、コメンテーターが無難な事を言っていた。


 俺の嫁さんって事で誤魔化してるとすると……。

 [二階堂ノルン]で、ウェブ検索。


 あっ。祭りになってる。


 スレッドに、


【あれが未亡人だと。夜這い行ってくる】

【通報しました】

 ……などと、しょうもない書き込みなどが続いていたが。


【ノルンさんまじ天使】

 いや、女神なんだよなぁ。


【若奥様を、描いてみた】


 ぶっ!!なんで真っ裸なんだよ。


【GJ!!】


【ノルンさんの苗字は、なんなんだろうな】


【特定班はよ……】

 あの情報だけでわかるわけ、ないよな?


【二階堂さんらしいよ】

 誰だよ、モロ苗字バラしてる奴!!


【二階堂ノルン、特定キター!!】

 あぁ、ここから名前バレか。(偽名)


 ここから更に、スレッドが盛り上がっていた。

 更に、俺はネット検索をしてみた。


 [二階堂ノルン ピク◯ブ]


 某有名お絵描きサイトに、ログインしてみた。


 あった120件、なんで、みんなエロ絵ばかり……。

 やっぱりあの人見てると、セクハラしたくなるんだな、みんな。(共感)


 お前らの熱い思い俺が、本人に伝えてやるぜ!!

 人の元住処を心霊スポットに、しやがった女神様に反撃してやる。(本気)


 [異世界取引]のスキルで、[プリンター]を設定した。

 ネットで検索しても、[プリンター]で検索すれば用紙や、

 インクは普通に検索で出てきたので。細かく、設定はしなかった。


 地上の勇者達が、気合いを込めた一枚、俺が本人に見せてやる。(使命感)

 [プリンター]で印刷された。120枚のエロ絵が、アイテムボックスに納められた。


 ラッキーインセクトの件は、どうでもいいや。

 もう、寝ろう……。

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