レベルアップとその後
レベル19→23→28と上がった事もあり、魔法とスキルを獲得していた。
まず魔法だが……。
攻撃魔法は、5つ新しく覚えた。
・ファイアボルト(単体複数回攻撃 火魔法)
・アイスボルト
・サンダーボルト
・アースボルト
・エクスプロージョン(大爆発範囲魔法)
支援魔法は、2つ新しく覚えた。
・レイズ(復活魔法、寿命・病気以外での死者を蘇らせる)
・聖域魔法(魔法陣を書く事により聖域を作ることができる)
攻撃魔法と支援魔法合わせて、7つの魔法を覚えた。
スキルは、攻撃魔法側と支援魔法側の両方に、[詠唱時間短縮]を覚えた。
翌日の仕事が終わり。
サドタの街のギルド長と話をする為に、サドタの街のギルドへ向かった。
デザートブルの肉の件とラッキーインセクトの件だ。
受付に並びギルド長に話をつなげてもらうと、来客用の個室へ再び通された。
「よう、にーちゃん。
昨日の今日で、どうしたんだ?」
「それがですね、これを見てもらえますかね」と言って、討伐したラッキーインセクトをテーブルに置いた。
「おい!! 昨日から砂漠で狩り始めて、もう倒したのか?」
「あぁ、運良く倒せたよ。
それで、ありえないくらいにレベルが上がって驚いてる。
下手に、コレを買い取りに出すとトラブルになると思い、ギルド長にきてもらった」
「にーちゃんの読み通り、それは正解だな。
こいつの魔石は高価なんだよ、たとえ半分に割れててもな」
「高価って、魔石はどんな効果なんだ?」
「純粋に魔力貯蓄量が半端ないから、魔道具に使えば永続利用ができるのさ」
「ものすごく便利だなそれ……。
売るのは無しにしてもいいか?」
「ああ、それも仕方ないだろう。
儂も、まさか1日で狩ってくるとは思ってなくてな」
「次に、レクターさんに聞きたかった事なんだけど。
ハンバーガーの肉とデザートブルの肉が似てたといってたから。
私が倒したデザートブルをギルドに卸すから、食べれるように処理してから私に卸してくれないかな?
ミンチ状にまで加工をしてもらえると、非常に助かるのだけど可能ですか?」
「あぁ、可能だな。
要は材料を持ってきて、金払うからギルドに加工してくれって話だよな?
どれくらい狩るつもりなんだ?」
「毎日、半年くらいずっと借り続ける予定だ」
「肉は腐らないのか?」
「お店に冷凍庫があるから、大丈夫だ」
「当然、そのほかのモンスターも狩ってるんだよな?」
「そりゃ、もちろん」
「他に狩りに行く気は?」
「ありませんよ。今回は魅力的な話があったから。
砂漠に行っただけなんで」と、即答した。
「よし、その仕事引き受けようじゃないか。
肉の件がうまくいかないと、この街で出店もできないだろうしな」
「まぁ、そうですね。
予定が遅れてしまうのは確実でしょうね」
「よし、わかった。
これを買い取り倉庫で出してくれれば、対応するように言っとくから」
書類にギルド長がサインを入れている……。
ギルド長のサインが入った紹介状をもらった。
「あと、砂漠の討伐分に関しては直接買い取り倉庫で受けてやる」
「あの行列に、並ばなくて済むのは助かるよ」
「いや、にーちゃんの狩ってくる量は頭がおかしいからな。
それだけ狩れる力あるなら、もっと狩場の難易度上げれるだろうに」
「私は冒険者でもない、ただの商人ですから。
それでは、失礼します」と言って、この場を去った。
ここから半年間の間、この街のギルドにお世話になり続けたのは言うまでもない。
ギルド長がデザートブルの肉の味が似ていると言っていたので、試しに食べてみたら本当に肉の味が似ていた。
今回は手作り感のあるパティだった為、デザードブルの肉の方が若干美味しかった気がする。
これで、肉と野菜の目処がついた。
それと、デザードブルの肉で代替えが出来るのがわかったので[異世界取引]のスキル枠が一つ浮いたのは大きい。
これで、[異世界取引]で獲得の必要があるのは、調味料と、小麦粉と、ドライイースト辺りだろう。
[異世界取引]のスキルに、
LV19[インターネット]
LV20[ルーター]
前回、決めていた二つを追加した。
更に、
LV21[調味料]
LV22[小麦粉]
LV23[ドライイースト]
3つを[異世界取引]のスキルに指定した。
これで、バンズ、パティ、野菜とピクルス、調味料とハンバーガーを自作するのに、必要な条件が揃った。
あとは、人員の補充だ。
肉を焼く人は、ポテトを揚げる人に兼任してもらう予定だ。
火を扱うから肉を焼くのは、火の扱いに慣れた人がいいだろう。
カウンターは三人立たせて、同時にお客さんを三組同時に対応できるようにしよう。
そうすれば、一人当たり三分かかったとしても、トータルの待ち時間は今までと変わらないハズだ。
ここのカウンターの人員は、 やってくれる人がいないか教会に、聞いてみよう。
あとは、バンズ作りだが。
ここに関しては、パン作り経験者が妥当だろうから、ギルドに依頼するとしよう。
人員が増えると、経費が増える。それに関しては対策がある。
ハンバーガーの原価が下がるのである。
どうあがいても、異世界取引で出したハンバーガーは、原価100円を切ることはない。
材料費で一番高くつく肉は、自前で調達するのである。
調味料とかそう言ったものは、全体で考えると微々たるものだし。
パンもいわゆる粉物商売である。
所謂、低価格でいっぱい作れる物の代名詞なのである。
すでにお店が人気店である以上、小麦粉の値段上昇程度では対して逆風にならない位には安定している。
……と、考えると原価がどうなるのか?
一つあたりの原価100円が、細かい計算は省くが原価の半分以下に落ちるのである。
正直な話、利益が出る以上、人を雇うことは良いことだ。
ここからの半年間は、二号店の店長になる人間に引き継ぐ為の半年間なのだ。
その日は、ギルドと教会へ行って人員補充の旨を伝えておいたら。
いつも通り、ギルドに人が殺到したという……。
一人と希望したのに、なんで二人も候補がいるのよ。
後日、面接をしたが二人とも使える人材だと判断し、両方雇うことにした。
パンを作るのは交代制で、手が空いたら調理のサポートをやってもらうとしよう。
教会側からの紹介は、男性一人(肉、ポテトの焼き希望)と女性三人(カウンター希望)だった。
男性には一度面識があった。ビッグフロッグの肉串を屋台で売ってた人物だ。
「アンタが、いや失礼した。
店長さんが、エミリーの言ってた男なんだな」
「あー。君は、ビッグフロッグの肉串を売ってた店主さんか?」
「ああ、そうだ。
エミリーに頼まれてな、条件も良かったし。
それと、店長が見立てた胡椒で食うって話聞いてな。
なんとかツテ頼って胡椒を試したんだよ、ソレがめちゃくちゃ美味くてな。
それで店長は、やれる奴って俺が判断したんだよ」
「そうか、調味料の持ち出しは厳禁だが。
いろんな調味料揃えてるから、楽しみにしてて良いぞ」
次に、女性三人に挨拶した。
「えっと、カウンター希望の3名は、はじめましてですね。
よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」と、三人が言ってきた。
「皆さんの業務の本番は、半年後からスタートになりますけど色々と覚える事があります。
最初は、皿洗いからやってもらいます。
基本的な事は、店長見習いのコッペ君から学んでください」
あるぇ?
リニューアルは5ヶ月後なのに、人員と食材の準備はすでに済んでしまった。
石窯も来月頭には出来上がるので、パン屋と焼き担当は裏庭で練習させればいいし。
カウンター担当は、じっくりと業務を覚えてもらうことにしよう。
俺が、二号店でしてやれる事は、これで最後かな?
あとは、リニューアルまで営業頑張ろう……。
ブクマ100到達できたので、本日、感謝の三投稿します。
朝、昼、夜と投稿します。
昼は12時10分ごろに投稿予定です。
夜は19時10分ごろに投稿予定です。




