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24時間戦えますか?

怠惰を求めて、勤勉に行きつくって言葉を某麻雀の漫画で読んで、

プログラマーの、お仕事なんかはまさにその代表だよなぁと思ったり。


世の中を便利(怠惰)にするために、苦労(勤勉)してる人がいるって考えると。

今の、世の中の発展って、どれだけの犠牲の上に成り立ってるんでしょうね……。

 今日の主な予定は、ファービレジのギルドから依頼を受けたビッグフロッグ討伐を行うことにした。

 前回の鉄製装備で固めた状態とは違い、ビッグフロッグを集める為にミスリルの剣のみの装備で狩りを行うことにした。


  魔法で遠距離から攻撃すると、ほぼ確実に魔石を狙う傾向があるっぽい。

 今回は灯りの魔道具用の魔石を集める事も兼ねているので、〜〜ランス系の属性魔法は使えない。


  今回は剣による討伐をメインに行って、ビッグフロッグを捌いて[アイテムボックス]に入れていく予定だ。

 捌き方に関しては、エミリーに教わったことがあるので対策はできている。

 魔石を抜く作業をやった後に、[エアカッター]の魔法で部位を別ける予定だ。


 何事も、基本が出来たらソレを発展させる。

 それが世の中の(ことわり)だろう……。

 まあ、手抜きとも言うが使える技術は使った方がいいだろう。


  朝から夜までの、完全徹夜(オール)でビッグフロッグ狩りを行なった。

 他の人から、すれば気が狂ってると思われそうだが。

 俺はゲームでも、割とそういうプレイが好きだった……。

 最初の町で、数を狩ってレベルを上げてからスタートするタイプだ。

 そのかわり、全滅だけは絶対にしない超安全志向のゲームプレイヤーでもある。


 今の現状、24時間戦えるだけの体力がある。

 [栄養ドリンク]で、体力の底上げを更にしている。

 それならば、やるしかないじゃないか、ちょっとだけお高めの、1000円位の[栄養ドリンク]を一本、グイッと飲んだ。

 そして、ビッグフロッグ狩りが始まった。


 結果から言うと、狩りは大成功だった……。


 一日中狩りを続けたが、夜になるとモンスターの動きが活発化して、一気に討伐数が伸びたが辺りが暗い為、魔法での解体には向かないと判断して、夜間に討伐したビッグフロッグは[アイテムボックス]に入れていった。

 討伐数200を達成して、未解体が130といったところだ……。


 未解体のビッグフロッグは、昼間にでも解体しようと思う。


 一日中ぶっ通しの、狩りになったので流石に疲れたな……。

 自宅(お店)に帰り[クリア]の魔法をかけて、[スリープ]の魔法を自身にかけて泥のように眠った。


 当然、雑魚だろうと、200匹も狩ればレベルは上がる。

 レベルも12レベルから15レベルへと上がり……。

 [魔法使い]として必要なステータスは、レベル30越えの一流の魔法使いレベルと同等の力を手に入れていた。


 今回のレベルアップにて獲得したスキルと魔法。


 スキル(商人系)


 ・武器修繕

 ・防具修繕

 ・アイテム修繕


 攻撃魔法


 ・ファイアストーム(範囲系魔法)

 ・アイスストーム

 ・サンダーストーム

 ・アースストーム


 支援系魔法


 スリープ(指定した相手を眠りにつかせる)

 ブレッシング(ステータス向上魔法)

 スピードアップ(移動速度上昇、回避力アップ)

 スピードダウン(移動速度減少、回避力ダウン)


 3種類の商人スキルと、4種類の攻撃魔法と、4種類の支援魔法を覚えた。


 先程の[スリープ]の魔法は、自分を対象に魔法を使って強引に眠りについたのである。

 徹夜した後は、気が高ぶっていて逆に寝付けないことがあるからね。


 ……。

 …………。


 3時間程度寝ていたらしいが、いつもの起床時間に起きてしまった。

 二度寝も魅力的ではあるが、今日もやる事も多いので二度寝の誘惑は捨てていこう。


 今日やる事は、灯りの魔道具の設置とビッグフロッグの解体。

 まず最初に、灯りの魔道具を一階に八ヶ所、二階に八ヶ所設置した。

 魔道具の魔石入れに、ビッグフロッグの魔石を入れたら灯りがついた。

 魔道具にスイッチがあったので、それを押したら灯りが消えた。


 これで、夜間の灯りを手に入れる事が出来た。


 夜間に灯りを出すという事は、目立ちすぎるので窓際にカーテンをつけないとな。

 近いうちに街で探すか、次の作業は、ビッグフロッグを130匹魔法で解体しよう。

 町で解体するとなにかと面倒だし、町の外に出てやるか……。


 モンスターを130匹も解体するので、魔力切れの心配もあったがその問題は、とあるスキルが影響していて、ほぼ問題無かった。


 今回、影響したスキルは、[MP回復向上]スキルである。

 攻撃側と支援側の両方でこのスキルを獲得している為、MPの回復は通常の魔法職の倍である。

 130匹の解体を終え魔石を130個獲得して、依頼された作業は終わってしまった。

 予定の3日より1日早く済んでしまった……。


 今は昼頃だし、村のギルド長は宿屋に行ってるだろう。

 服と体が解体で汚れたので、[クリア]の魔法で綺麗にして。


 [転送魔法]でファービレジの村へ移動した。


 今回は、村のギルドへ行かずそのまま食堂へ向かった。

 (ギルド長)はきっと、あそこにいる……。


 食堂は相変わらずの行列だったが、一度スタッフに顔も合わせてるので、今回は堂々と関係者としてお店に入った……。


 先日、あった店員さんがいた。


「あ、どーも。今日は何の用ですか?」と、店員さんが聞いてきた。


「ギルド長に用があって、来たんだけど」と言って、お店を見回したら。


「あっ、いたね」


「いないほうが珍しいですよ、あの人……」と、店員がギルド長に対する軽い皮肉を言ってきた。


 ギルド長が、奥のほうの席(先日と同じ席)に座っていた。

「こんにちは、ギルド長。

 約束の品揃えました!!」


 コーラを口に含んでいたギルド長がコーラを吹き出した。


「ダメですよ、ギルド長。お店に迷惑かかるんだから」と言って、[クリア]の魔法を掛けた。


「いやいや、2日前に依頼したばかりだろう?

 まだ1日と半日位しかたってないだろ」


 んー? 半日でも、2日だよなあ? そんな感じで考えてたら。


「解体はしてないんだろ?この速さなら……」と、ギルド長が疑ってきた。


「え?200匹魔石全部抜いて部位わけ済んでますよ。

 腕の一本でも、出してみます?」


「わかった、わかった。

 私はまだ休憩時間だ、もうしばらく待ってくれ」


「コーラとハンバーガーの新作のセットで、手を打ちませんか?」


「新作!?

 それじゃ、ギルドへ戻ろうか……」


 ほんと、わかりやすい人だなぁ……。

「そしたら、君はギルドの買い取り倉庫に来てくれ。

 そこで検品と受領するから」


 ギルド長が走るわけでも無かったので、お互い歩いて他愛もない雑談をしながら、ギルドへ向かった……。


「あー、ギルドの買い取り倉庫はあっちね」と指をさして誘導された。


「私は受領の準備してくるから。

 倉庫でまっててくれ」


 買取用の倉庫だ、ほんとにこんな場所あったんだな……。

 この村で使った覚えがないと思ったら。

 この村では、スライム買取不可だったので、ギルドで取引したのは女神の羽衣の一部を売っただけだった。


 通りで俺が覚えてないわけだ……。

 などと、どうでもいいことを考えていたら。


 ギルド長がやって来て、「先に、例の物頂けると嬉しいんだが……」と言ってきた。


「あ、はいはい」


 自分用に買っておいた。

 チーズバーガーとコーラのペッドボトルをギルド長に渡す。


「コレが、新作か」と言って、ギルド長は包みを剥がしてチーズバーガーにかぶりついた。


「ハンバーガーにチーズが入っている。

 コレは、普通のハンバーガーを食べるよりも美味いじゃないか」


 口直しにコーラを飲んでいる。

「食堂の料理でも、コーラは美味いがハンバーガーとの相性は本当に良いな……」


「二週間後にセカンタの町で、お店を出店するんで。

 機会がありましたら、是非お越しください」


「ほーう、そうなのかそれは是非行きたいものだな。

 食事も済んだし、本題に戻ろうか。

 ビッグフロッグの部位毎に出していってくれ」


 左腕・右腕・左足・右足・胴・頭と順に出していった。


「数、鮮度、処理共に問題なしだな。

 見事なもんだ……」と、ギルド長が感心していた。


「22ゴールド×200で4400ゴールドだな」

「このギルドで、一年位は、ビッグフロッグの買取不可がかかるので注意してくれよ」と、ギルド長が言って。


 俺は、4400ゴールドを受け取った。


「今後は店が忙しくなるので、狩はしにくくなるので丁度良いです。

 食堂へのコーラの搬入にはきますんでご安心を下さい。

 また、何かあったら来ますんでその時はよろしくお願いします」と言って、ギルドを後にした。


 それから以降は、狩には出ず お店のオープンまでは、主に[参考書]で、電気関連の勉強 をしていった……。

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