Ⅰ 5-26
女子力について。
貴教の職業柄少々偏った見方なのかもしれないのだが、「どこそこのネールサロンに行っています♪」とか、「最近はここのスムージーがお気に入りです!」みたいな写真や文言が並んでいるところにビジネス臭を感じ、真っ直ぐに受け止められない。何よりも、見ている側が「女子力高いですね!」と褒めたくなる、のではなく、「見て見て! 私の女子力!」アピールが強すぎて(笑)――でもなく…、もう、ウンザリなのである。あの自己顕示欲、あの自己承認欲求…。顔もそっくりならばバズりたくてやることもそっくり。そんなのばっかりである。「ズレているんじゃないか? 本来の意味から」と謂いたいのである。
小さい子供と手を繋いでいる写真や空の写真をアップしたりするのはまだ理解出来るとしても、其処にポエム的な文章を加えてくるというのは…、個人的に苦手なのである。例えば、「既読無視よりも未読無視の方が傷つくって知ってる? わたし、気づいているんだよ……」――知らんがな。みたいに意味深な言葉で彼氏彼女なのか友達なのかの人間関係のトラブルをSNSを通じて外に出してしまうようなケースは、その周りの方々、さぞ大変なことだろう。だって、Be○ealで顧客情報を流出させられる様なものではないか。「私そんなつもりじゃなかったのに!」ではないのである。他者に対する迷惑とか考えられないのだろうか? それとも、我が身可愛さーー「どう? 私カワイイでしょ?」が矢張り勝つのであろうか。場合によっては他者を貶め、時空を歪めてでも。
身分相応という言葉がある。いいワインを飲んだり、高価なアクセサリーや時計を身に付けたり、海外でバカンスを楽しんだり…、贅沢なライフスタイルをオープンにして嫌味に見えない人は、元々の資質もあるのだろうが、そうなる為の時間も努力も惜しんでいない事が伝わってくるから説得力がある。翻るに、おしゃれでキラキラなライフスタイルばかりを強調する“女子”とは如何なものか。脳みその軽さ、知能の低さという以前に頭蓋内の大半がまるで空洞の様な足りなさ、中身の無いが故の押しつけがましさしばかりしか漂ってこない。脳みその代わりにあるカラッぽな空洞の持ち主同士には響き合っているのかもしれないが…。整形にマ○ジャロ――上っ面だけ、加工だらけ――成る程、直結する訳である。そして其の上に更に加工を施す…。もう何と言っていいのやら。そりゃあ、周囲の空間も歪むさ。
あれがイケてるっていうんでキキとSNSにアップするなんていうの、個性の無さと心の貧しさを晒している様なものだと気付けないのだろうか?




