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冬花  作者: 忘憶却
第三章 守護者(深緑)
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森奥にて

 最初に訪れた世界は、

 砂漠と森に分かたれた場所であった。


 守護者としての

 経験を積ませたい事も有るだろうが、

 何よりも私が物に宿る魂と

 意思疎通が可能だからと此処に送られた。


 斯の森は周囲の生命力を吸い上げ、

 未だ其の成長は衰えを知らず、

 此の世界の均衡を壊し続けて居る。


 此の世界の者で現状対処出来る者は無く、

 此の世界の皇が神界に依頼するに至る。


 森に近づき、

 情報と違いの無い事を実感する。


「成程、通りで調査も間々ならない訳だ。」

 森へ一里ほど有ると言うのに、

 生気を削られていくかの様に

 少しずつ身体が重く成るのを感じられた。


 斯の状況への対処は知って居る。

 だが其れは、

 私にとって剰り扱いの良くは無かった。

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