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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(終)
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旅立ち

「お姉様、

 もう行ってしまわれるのですね。」

「ええ。

 私にはしなければならない事があります。

 もう二度とお会いする事は

 無いのかもしれませんが、

 貴方達ならきっとこなせます。」


 あれから、神様の元で私の希望を伝えて

 神様からの条件を熟す事に数年を要した。


 四季の神々に仕える巫覡かんなぎの後継を探し、

 育ててきた。


 それと同時に、

 私自身の技術を高めていった。

 呪術に詳しい者。

 剣術に詳しい者。

 その他知識を蓄えるために多くの人を訪ね

 この旅立ちに備えてきた。


「お別れの挨拶はもういいの。」

 あの魔法使いに言われた。


「ええ、もう十分です。」

「あの子達なら問題ありません。」


「そう。」


 私は、次の場所に歩みを始めた。

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