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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(冬)
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ひとときの夢の終わり

 雪も降る中、

 早く帰ろうと駆け足でかえる。

 まだ距離もあり、数日はかかるのに。


 数日が経ち、

 ようやく家が見えてきた。


 手に息をはぁとかけながらも、

 あの家に早く戻りたいと、

 神様とお話をした事、

 お役目がしっかりとできた事、

 沢山の話をしたいと、足は早まる。


 だが、何処か家の様子がおかしい。

 近づくにつれて、

 門が切り壊されている事が分かった。

 不安が急に溢れ出る。

 もしかしてという気持ちが、

 足を早めていく。

 

 そして、


 血に塗れた玄関を開ける。

 秋月らしきものは顔は潰され、

 腕は逆に曲がっていた。

 

 居間では、

 春風が胴から二つに斬られており

 夏鳥がその後ろで干からびたように

 死んでいた。


 その光景を

 その惨劇を目にして、

 私は.......

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