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冬花  作者: 忘憶却
第一章 出会い
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ひとときの夢のはじまり

 あの後、私はしばらく、

 季節の神々に仕える巫覡かんなぎの一族に

 仮で加わることとなった。


 巫覡かんなぎとなれば、

 一生を神々に捧げなければならない。

 それを、はいと返事をして

 引き受けることは直ぐには出来なかった。

 ただ、かんなぎの空席を埋めたいと

 お願いをされ、こんな風に落ち着いた。


 そうして、

 私は冬花と名付けられ、

 四季の神々に仕える一族の一人となった。


 1人の姉と2人の兄。

 一つ大きなの屋敷。

 4人で過ごすには

 少し大き過ぎるくらいに。

 

 庭は季節が移り変わるにつれ、

 その姿を変える。

 それを眺められる縁側が

 お気に入りの場所だった。


 もう一度、みんなで見たかったと

 想ってしまった。

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