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黄葉の大木
秋月と共に、
秋の終わりを告げる神の元へ向かう。
「ここの神様は、
お前を認めてはいないだろう。」
秋月にそう言われた。
太陽に照らされた黄葉の路を抜けると、
今にも崩れ消えてしまいそうな
大樹があった。
秋月は、
一通りの挨拶を口上し刀を振るう。
秋月の体は淡い光に包まれる。
一振り、そしてもう一振り、
森の葉は次々と紅に染まる。
そして、
静かに寄り添うように終わる。
此処から私の番だ。
今、思うことを伝えられるだけ伝えよう。
声を掛けられ、顔を上げる。
秋月と共に、
秋の終わりを告げる神の元へ向かう。
「ここの神様は、
お前を認めてはいないだろう。」
秋月にそう言われた。
太陽に照らされた黄葉の路を抜けると、
今にも崩れ消えてしまいそうな
大樹があった。
秋月は、
一通りの挨拶を口上し刀を振るう。
秋月の体は淡い光に包まれる。
一振り、そしてもう一振り、
森の葉は次々と紅に染まる。
そして、
静かに寄り添うように終わる。
此処から私の番だ。
今、思うことを伝えられるだけ伝えよう。
声を掛けられ、顔を上げる。
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