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冬花  作者: 忘憶却
第二章 家族(秋)
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黄葉の大木

 秋月と共に、

 秋の終わりを告げる神の元へ向かう。


「ここの神様は、

 お前を認めてはいないだろう。」

 秋月にそう言われた。

 太陽に照らされた黄葉の路を抜けると、

 今にも崩れ消えてしまいそうな

 大樹があった。


 秋月は、

 一通りの挨拶を口上し刀を振るう。


 秋月の体は淡い光に包まれる。


 一振り、そしてもう一振り、

 森の葉は次々と紅に染まる。


 そして、

 静かに寄り添うように終わる。


 此処ここから私の番だ。


 今、思うことを伝えられるだけ伝えよう。

 声を掛けられ、顔を上げる。

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