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僕は捨てられた。けれど、僕は幸せだ。  作者: 小鳥遊 雪都
雪と生き方。
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彼のモノ。

「人もようも他と関わることでしか己を知れず、変われない」


店主は唐突にそう言うとにこりと笑んで座敷で寝ているせつを改めて見つめ見た。


これからもこの子は多くの波乱を乗り越え、生きていくだろう。

そして、その波乱は決して楽なものではないはずだ。

だが、その波乱を乗り越えるだけの力をこの人間の子は持っている。


そして、何よりもこの子には雨月うげつがいる。


そして、いつかのモノと出逢うべくして出逢い、そののモノの運命をこの子は変えるだろう。


雨月うげつがこの子の運命を変えたようにこの子ものモノの運命を・・・。


「・・・貴方のその目にはもう、せつの運命が見えているのですか?」


雨月うげつの問いに店主は『どうでしょう』と答え、また笑んだ。


「選択一つで運命は変わりますから」


店主のその言葉に雨月うげつは神妙に頷いた。


この店主は本当にキレる。


平生は気安い言葉で会話できていても改まった話をする時には無意識のうちにそれも遠慮してしまう。

それだけこのモノは力を持っていると言うことだ。


雨月うげつは心の内でそう呟き、ゆっくりと席を立った。

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