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次話で二章は最後?ゾンビは明日を考えない!

 ばらまいた金と愛想も民衆の[空気]という物には弱い。

 じわじわと押され気味も雰囲気。


[やっぱり宗教関係は無い]という空気、そして組織票に強い[労働者の味方]は

落馬気味。

『打っ殺すゾ』先生はインパクト大ではあったが、前町長が外の戦士に殺された交代選挙では「自虐すぎるやろ」と苦戦。


(有権者を殺すのは・・駄目でしょう?) 


 3本の影ならぬ、闇夜に鉄砲。

 水面下で手数を増やしたロメ雄がじわりじわりと票を伸ばしていた。


「だが一手足りない、後一つ何か決め手が」

た〇じん様の御威光が、しん゛〇う・じ〇ろうのパワーのような

 強烈な後押しがほしい。

・・・そうだ[あの力]を、みんな大好き[アノ]力を・・


コケ―ーー

[ロメ雄が・・在るとき~]みんな笑顔で拍手喝采・・

[無い時~・・・・]サクラ達は下を向いてそっぽを向く。


[〇出]や[天下に一品]に代表する国内有数優良企業の人気CMをパクった。


 版権なんざ全くの手つかずでです。

このウルトラ難度の飛び道具は、ロメ雄が雇った[サクラが全員顔ばれする]

 といった珍事と共に向かい風を起こし、ロメ雄の壁となった。


 壁を乗り越え、崖っぷちの男には優しいのが世間の風だった。

 

 向かい風と追い風を自ら演出し、まさに自演乙!


 デュエリスト[決闘者]は迷わない、一枚のドローから勝利のピースを引き当て戦略を組み上げるのです!


 後に「それすら策の内だったんか?」といわれる奇策珍策は、ロメ雄の初登庁時に置けるスタンディングオベーションと共に幕を降ろした。


 後にハリウッドで[ゾンビ人面町に行く]とB級映画化にされたとかしないとか。


 主演はあのハリウッドのスーパースターで、声は[声の渋い白犬]の人が当てたりしたりしなかったりで。


 伯爵の仮面を付けての登庁・・蝶の町長?


 頭に鶏を乗せての登庁はかがなものか?

 かといって左腕で抱きかかえるようとすれば

「セクハラ![セクシャルハラスメント]だと」三段蹴りを喰らった。

 ひよこさんのセクハララインは、いまだにわかりません。


 議員や行政の長ともなればハラスメントは大きいスキャンダル、どこで文春が狙っているとも限らない。

 

 ひよこさんは後で町長室に特等席を用意する事で[手を打ち]した。

 

 市民達の歓迎とは反対に、公僕達の薄っペラい笑顔とまばらな拍手の中を進む。


 町長の部屋に案内を受けるとすかさずノックする!


「ゴメン下さい・・『どなたですか?』新しい町長の平・ロメ雄と申します。

このたびこの部屋を使う事になりました。

『そうですか、どうぞお入り下さい』ありがとう」

 

 職員はよく分かっている、あぜん・瞬きほど硬直を見せ息を止めたが、

次ぎの瞬間にはズコーーーー


と。全く良い町・良い市民・よい職員では無いですか。

 

 人面町長の部屋は、さすがにスフィンクスは入れないですが結構な広さ。


「足が楽に伸ばせるくらいの風呂も作れそうだ」

 余所の町の銭湯に、公用車で行く必要も無いくらい。


 無人の部屋は綺麗に掃除されている、今日からここが私の城!


「ああ・・良い椅子だ、座り心地も悪く無い。権力さいこーだ」

 私は手に入れた権力を絶対手放す物かと強く・・・そう強く心に誓う。


 うははは、

(どの公約から無視してやるか?)

「老人に優しい町?そんな物は世の中にはありませんよ?

 子供達が安心して育てられる町?そんな物も無いです。


 税金の値下げ?馬鹿を言わないで下さい!

 私が選挙でどれだけの金を使ったと思っているのでしょうか。

 

 公務員の定数削減?私の兵隊ですよ?命令を聞かないヒトだけを首にしましょう。 従順な私兵隊はいればいるだけ良い、有能である必要は無のです。


 幸福の国・希望と理想・この世の天国はただのプロパガンダ。

 この国は数十年前の移民政策の事すら忘れたのですか?

それともだれかが意図的に隠しているのでしょうか?」

うははは笑いが止りません。

 

 超絶に浮かれていた、周囲が見えない程に。

次ぎの[二章最終話]のタイトルが見えない程に。


 経験は無いでしょうか?ノンアルコールで酔ってしまう事が。

 空気や雰囲気に酔ってしまう事が。


 ゾンビであるロメ雄はステータス異常に強い耐性がある。

 ですがね、内から上がる魂の興奮・脳内エンドルフィンには勝てない


『やっぱりエンドルフィンには勝てなかった』あへぇ、なのです。

ヒドイ落ちが待っています、そうヒドイ落ちが。

楽しみにしている方は期待して下さいね。

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