ゾンビの初仕事・・・それはカッパ?
「・・・それでゾンビ王子、これからお前のする神の[お使い]というやつの説明が必要だろ?それとこの場所や王子に必要な知識や道具の説明・・」
・・・・?照れ隠しでごました?
「いや私・・ゾンビ・名前[ロメ雄]ゾンビ王子違う・王子・無い」
世の中には何でも[王子]とか[天才少年]とか付ける変な風習があった、
正直自分の子供に王子と名を付けれるヤツだけがソレをせよ。
『この中で罪の無い者だけが石を投げよ』と、とても偉い人も言っていた。王子駄目!
絶対、『子供麒麟児、老いて駄馬』とも言う何でもかんでも天才扱いする期待的風習は本人に大して圧力にしかならないといい加減理解が必要だ。
大体天才だけが頂点になれる訳では無いのだ・・・と信じたい。
「ゾンビ貴族とか・天才ゾンビとか、他人受けする方かいんじゃね?」
ひよこちゃんは海栗の心で人を突き刺さす、「[てっゆーかー]とか[じゃね?]とか[あーし]とかギャル語は止めて死にたくなる。
他人受けを気にしてゾンビが出来るか、他人と関わらず、腐り続けてこそ
人間はゾンビになれるのだ。
既に発酵少年なのだ。己の小ささなど、とうに知っていますよ。
それでもギャルに[あんたさー]とか言われたら傷付く。
炎上・炎上・大炎上なのです!
アライさんでも知っている常識を、全く理解していない鶏ゾンビのフレンズは!
ケモノはいてものけ者はいないのだ!
「それでもゾンビ王子は他人受けする為に[百人一首]とかやるゾンビでしょ、
[テニス]も[囲碁]もそして最近は[将棋]か?」ヒドイ見てきたような侮辱だ。
「で、キモい王子のロメ雄のするクエストは、水泳でもチャンバラでも無い。
都市伝説だ!」
キモい王子は尚ヒドイ、せめてゾンビ王子にしてよ。
カレーに納豆を入れて蜂蜜とソースをかけるよりヒドイ話しも有るもんだ。
僕はアレをみた時、文明を呪ったね。
アルデラ様に[悪い文明]なので滅ぼして、そう願わざるを得ないと思ったね。
「カレーを舐めるな」思わす口を滑らせる、そうカレーは食べるものだ。
「キモい王子が少しでも会話の流れをずらしたいのは解る、だがカレーの都市伝説と言えば[10年物のインスタントカレーは味が染みてウマい]とか
[朝・昼・晩とカレーを食べ続けたらカレーの匂いのする汗が出る]とか
正直微妙なヤツばかりだ。カレーは国民食だからな、危険なのは都市伝説委員会に焚書されてしまうのだ」
・・・ホントに?カレーの加齢臭とか、ちょっとだけするんだけど?
「と言う訳でキモい王子には、まず都市伝説の一つ【未確認生物の実体に迫る!】 調査をして貰う。異議はゆるされぬ」
ひよこちゃんはロメ雄のスキル[話題を変える]が通じなかった。
・・・あと未確認生物なら目の前にいるんですが。
つまりあらゆるジャンルに属さない、神が選んだ面白そうな事をやっていこう。
という企画。
「しかし神の慈悲もある、働いて稼いだ分は全てロメ雄の報酬。あくどく稼いで一角千金だ!」
悪神の神殿掃除・・もとい悪神の配下として日給860猫、それとは別に稼いだ分だけふところに、[ポッケ、ないない]できるのか!なんて素晴らしい。
異世界転生・日常系・立身出世・戦国統一・・・じゃないの?
ホラーから、ぐだぐだまでジャンルを問わず東奔西走、冒険と事件とふにゃとするなにかを追い求めるのが本企画である。
「まず最初は一番メジャーで一番派手で皆大好き♡[シー]だ!」
「シー?」幻想動物1番目は[シー]である。[シー]とはネッシー・フッシー・ ヤッシーとあらゆる地方の湖に存在すると言われる巨大生物、
一説に太古の恐竜・巨大蛇・巨大カワウソからイモリ、とにかく霧の早朝深夜に現れ湖面に波と影を落とす神秘生物である。
・・「ひよこちゃん?ここは異世界、湖に巨大生物の一匹や二匹いるんじゃね?」
「・・・・・・コレはわたくしの失念、異世界の湖に竜の一匹くらい居たぬ」
ひよこちゃんは意外とうっかりさんであった。
「ではエントリーナンバー2、河童だ!」
・・・・異世界でカッパを探すゾンビ・・・だれ・・というかどこに需要があるのでしょうか?私・・気になります・・・




