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2-1-05 情報のすり合わせは大切…大人も大変だ 21/6/8

20210608 加筆修正

7151文字 → 7548文字





 世暦2003年8月10日(日曜) お盆の連休初日


 現在、タウルス本社の会議室には主要な大人メンバーが集まっていた。

 昴がやらかしている事を 周りの大人がいかにフォローしてゆくか、国内外への情報統制についてどう対処するかの会議のようです。

 最初に口火をを切ったのは、鷺ノ宮校長が学校法人の報告からはじめました。


「まず私から、メガフロートに関する位置づけと税金についてですが、学校法人の設立と研究都市特区としての認定を取り付ける事で、ほぼ税金に関しては非課税扱いになる運びです。こちらはすでに申請済みで大臣方の推薦を頂いて速やかに処理される運びとなっています。メガフロートの各施設には10月から正式に研究者や人材の受け入れをする状態になりますので、それまでに国の認可をいただく手筈になっています。但し巨大な施設に国内多数の学府から研究者や学生が集まりますので、監督官庁…特に文部科学省の現地事務所を設置出来ないかとの申し入れが来ております。この施設は完全に私費での製作ですし資金的なツッコミは一切受けないと思いますが、何でもただと言う訳にも行きません。マスゴミ対策としても施設や事務所と住居の賃貸契約はしっかりとしておいた方が間違いないでしょう。研究施設と関係者の住宅に関しては、メンテナンス費用としての共益金と光熱費の徴収となりますが、こちらは各大学や研究室への請求となります。資金的に困窮している民間研究者への賃貸は、有って無いような金額で良いと思います。この施設の存在価値は、優秀な人材の発掘と支援、既存の技術の更なる進歩と科学技術水準の向上です。その上で管制AIより不特定多数の人間による生活環境のモニタリングが実施され、今後の宇宙船及び宇宙ステーション内での生活環境にフィードバックされるそうです」


 次は、山口外務大臣の発言だ。

 ……お肌がつやつやだ……。


「鷺ノ宮さんありがとう。この2週間、じっくりとメガフロートと昴くんのテクノロジーをお肌で感じたわ。そして昴くんを中心に私達の置かれた立場と残された時間に関して参加した全員が考えを新たにしたはずよ。今回のメガフロートへのリゾート体験で、国の大臣としてよりも大人として情けない話ではあるのだけれど、昴くんに頼らなくちゃ我々には未来がないって事が良く分かったわ。既に外務省には、各国からの高圧的な接触や技術供与の要求が行われているのはご存知だと思うけれど、我々の基準で希望や要求が通らないものは全て突っぱねる事にしました。どうも海外に良い格好がしたくて尻尾を振る政治家や官僚が随分と居るみたいだけど、私が大臣の間は外交での妨害や圧力には毅然とした態度で交渉をするわよ、みんなも協力してくれると有り難いわ」


 荒垣事務次官が喋りだした。


「経済産業省としては、去年から活動している水素発電を広く普及させて、エネルギーの地域格差や発電にかかる安全性を担保したい。現在、実験的に稼働している病院や官庁施設のほか自衛隊に貸与したユニットだけでおよその年間総出力は5,000万kWhほどになる。日本の供給電力はおよそ年間1兆kWhと比べると、2万分の1ではあるがこれは大きな数字だと思っている。全てを水素発電にする必要はないので、今の日本で発電コストの高い地域や施設、危険度の高い物を狙い撃ちすることで全体の発電コストが大幅に下がるはずだ。将来は、輸入に頼っている原油や天然ガスなども減らせるだろう。相対的にコアユニットを供給しているタウルスには、莫大な資金が入ってくる予定だが、この資金で赤字になっている既存の発電施設のメンテナンスや廃棄処理を進める予定で根回しに動いている。既に30年も動いている原子炉の廃炉処理やダムの堆積土砂の処理、火力発電による大気汚染などなど、課題は山積みしている状態だ。元は、太陽光発電を大きく進めることで対処する予定だったが、今の太陽光パネルはまだ変換効率が悪く採算が取れるようになるには数年かかるだろう。だが現在、そんな時間は残されていないに等しい。日本は経済大国と言われているが借金大国でもある。昴くんと相談したところ、水素発電協会に基金をもうける事で、他のエネルギー関連へのフォローや尻拭い資金などにある程度自由に使って見ようということになった。但し、金だけ出して何もせずって事がないように、キッチリと国で管理する予定だ。エネルギー庁が煩くまくし立ててきてる様だが、利権がらみで族議員が暗躍してる様なんだ。これを黙らせる意味でもさっきの基金が効いてくるはずだ」


 ここで冴島教授に話が移った。


「荒垣、その辺のドロドロしたのはお前に任せた。しかし、いっその事全部バラして人類総出で生存競争に立ち向かうって言うのは駄目なのか? ……ん~やっぱり駄目だな、そんな事したらお前らだけ逃げ出すんだろうって言い出すゲスが多すぎる。最低限の助け合いも出来るかどうか怪しいところだからな~、全くマルドゥークの呪いか何か知らねーけどここまで祟るかね~」


「そう愚痴るな、まだ希望はあるし時間もある。ここは根気強く不安要素を一つずつ潰していこうじゃないか。俺たちには弱音を吐いてる暇なんてないし、昴くん達の前では立派な大人で居なくちゃ恥ずかしいじゃないか、な~冴島」


「ああっクソッ、そうだな。大人の背中を見て子供は育つんだ、たまに反面教師なんて不真面目なのもいるがな……。愚痴をこぼしてしまって済まなかった、話を戻そう。まず、10月からのメガフロート施設開放に向けて、受け入れる大学と研究機関のふるい落としはほぼ終了した。募集していた管理スタッフの人選も、変な紐付きじゃない事を確認してある。2週間前には現地入りしてもらって研修に入る予定だ。指導は、シスターズが持ち回りで行ってくれることになっている。でっ、これだけの施設、都市といっても良いんだが医療機関をどうするか決めていなかったと思ってな、どうするんだ? おおっぴらにアステローペのナノマシン医療を公開する訳にも行かないんだろう?」


 これにはアステローペが直接答えるようだ


[メガフロートの管理体勢は専用のブレスレットを使っています。このブレスレットは、皆さんも既に体験された様にメガフロートの認証パスの他に各施設の使用権限や個人認証にはじまるライフデータの収集、メガフロート内の仮想通貨の情報端末としての機能が盛り込まれています。ライフデータの収集の段階で個人の健康状態から持病や医療データも収集され随時、通知される仕組みをとっています。但し、この通知を蔑ろにすると研究時間や施設の使用権限を制限される事になり、やがてメガフロートへの立ち入りをも制限されて本土へ送り返される事となります。結果的に健康で無いとここでは生きていけないということです。メガフロートで仕事をすると健康になる、『病人は本土に帰れ!』を基本に管理してゆこうと思います。それでも、軽度の怪我や事故に備えて、診療所や簡易待避所は用意してあります。お医者さんさえ都合が付けば下手な大学病院より設備は揃っていますよ、基本重病人は本土に空輸ですね。メガフロートでは隠れて研究なんて出来ませんからね、個人のプライバシーは守りますが基本我々機械に言わせると、隠している事を全てプライバシーの建前で隠蔽しようとする輩に信用できるプライバシーは無いと考えています]


「あ~~、その辺はお手柔らかに頼むよ。でも確かに、昴くん達と付き合うようになって俺は健康にはなったよな~。先日の人間ドックでは、担当医がビックリしていたよ」


 権堂主任が話をついだ


「いやいや、昔の古傷まで治してもらって自分としてはありがたい限りです。我々の中には厳しい訓練とストレスで現役を引退する者も少なく有りませんからね。では、警護担当として今の状況を説明させていただきます。(せん)だって行われたメガフロートでの飛行試験の後、劇的に活発化してチョッカイを掛けてきていた各国情報部とテロリストの活動ですが、2週間のリゾート体験の間にピタリと沈静化しました。どういう訳か『触れるな危険!』という状態になっているようです。公安の方に探りを入れたところ、我々がメガフロートでリゾート体験をしている間に、主立ったスパイやテロリストの現在の顔写真や個人情報、過去の犯歴から潜伏先、果てはセーフハウスや関係した情報機関の命令履歴、関係した人物の場所まで(おおやけ)(さら)された詳細な情報が世界各国の警察や軍関係に送りつけられたそうです。出頭してきたテロリストから聴取したところ、『隠れる場所も守ってくれる国も無くなるぞ、おとなしく刑務所に入るか引退しろ、馬鹿な考えを起こしたらその場で地上から消えて無くなると思え、我々はいつも見ているぞ』と言うメッセージとその場の写真と共に、晒される迄の残された時間を何らかの形で受け取っていたらしいです。その後、予告通り各国の公安や軍関係に送りつけられた情報により、スパイやテロリストと癒着していた内部関係者の更迭や粛清がはじまった。彼らは逃げ場を失ったようですね。ゾッとしたのと同時にこんな事が出来るのは、もしかして我々の知る人物ではないのかと……」


 待っていたようにケラエノの声が響きわたった


[そうよ~♪ それは私達の仕業。マスターの活動の邪魔になりそうだったから事前に手を打ったのよ、随分と静かになって仕事がしやすくなったのでは無くて。憤慨しながらメッセージを読んでる奴の写真をその場で足元に落として爆竹を鳴らせてやった時の慌てようと言ったら無かったわよ。可笑しいったらないし、ホントに馬鹿な奴はメッセージを信用しないで仲間割れを起こして粛清を始めていたわ。少しは数が減ったんじゃないかしら? ウフフフッ。それにアフターフォローを万全にするために全員にマイクロサーチャーを打ち込んどいたから、予告通りどこに逃げても無駄よ。一応、事前にヒュアデスを通してNSAには確認取ったんだけど、あそこの長官も人が悪いっていうかなんていうか『ドンドンやってくれたまえ、これで少しは世の中が明るくなるだろう』ですって。今回の告発で更迭された軍人や官僚、裏で繋がってた政治家までまとめてしょっぴかれたみたいよ。幸い現職の大統領は生き残ったみたいね、副大統領一派は刑務所行きだってさ、アハハハ♪]


「……と言う事らしいので、非合法な関係者はしばらくおとなしいと思います。ハ~、やっぱり君たちだったのか~……。オジサン上司から心当たりが無いかと聞かれた時、冷や汗が止まらなかったんだよ」


[ウフフフッ、それはご愁傷さま。でも仕事がしやすくなったのは間違いないでしょ?]


「うっ、それはそうなんだが……一言相談してほしかったというか……」


[ケラエノ、そう主任を虐めないのよ、お仲間なんですからね。権堂主任、大変申し訳有りません。うちの娘が生意気な口を聞きまして、聞き流してやってください]


[ハ~イ、お母様。調子に乗っちゃってごめんなさいね、権藤さん]


「イイエ、気にはしていませんよ。あなた達が本当に仲間で良かったと再認識させられたと云うだけの話です。今後は、出来ればこちらにも事前に情報をください、協力できることは少なくないはずですからね。え~それで、メガフロートにも我らの手配で交番を置くことが決定しました。ま~、蓋を開けてみたら希望者があまりに多くて抽選で決定するなんて事の様ですよ。交代の人員も合わせて全国から50人ほどが選抜されてくる予定になっておりますので、メガフロート分署という扱いになると思いますがよろしくおねがいします。八丈島交番勤務って今までは左遷の筆頭だったんですけど、メガフロートに船のチャーター便が出ることが決まってから人口が増えて大変らしいですよ。あちらも増員するらしいです」


[了解しました、合同庁舎及び公務員宿舎として確保します。後ほど選抜メンバーの情報を頂ければ裏を取りますので宜しいですね]


「はい、お願いします」


[私からも御報告があります。皆さんご存知の通り、天の川銀河連合の支配種族の一つ、阿修羅一族の王族・シャシ姫の宇宙船と其れを追ってバクーンの宇宙船が地球に向かっています。この対応ですが、秘密裏に私が木星軌道まで直接お迎えに伺いますのでご心配には及びません。今回の来訪を他国に知られる訳には行きませんし、日本政府としても対応は出来ない案件でしょう。話に聞くところ、かなりのじゃじゃ馬らしいのですが15歳の小娘ですので、大人の対応をお願いします。詳しいプロフィールとお付きの護衛の情報は、皆さんのブレスレット宛に送っておきますので後ほど御確認をお願いいたします]


「ハコちゃん、木星には本体で行くの?」


[希美様、本体は既に木星圏に置きっぱなしで別の作業をさせていました。その作業もほぼ終了しましたので引き取りがてら行って参ります]


 ハコがふわりと浮き上がって言葉を続けた。


[私、このまま単体でも木星まで飛べますので何の心配もいりませんのよ。ウフフフッ]


「エッ、前はせいぜい成層圏くらいまでだったよね?」


[はい、例のあの一件の後マスターが泣きながらアルキオネを修理しまして、大幅にバージョンアップしました。少しご覧に入れましょう、アーマーアップ!]


 ハコがキーワードを唱えると虚空から次々とパーツが現れてメイド服が戦闘用のアーマードレスにコンバートされて行きました。


[今回はゆっくり戦闘モードに移行しましたが通常は0.01秒で換装を終了いたします。咄嗟の攻撃にも対応出来ますので安心です。この状態になれば小型の戦闘艦並の機動力と防御力を持てますので、近傍の恒星系ぐらいなら単体でも飛べますし、地球の単独攻略ぐらいなら出来る性能がありますよ]


「イヤイヤイヤイヤ、それは出来てもやらないでね。お願いだから……」


[肯定。分かっておりますよ。ウフフフッ]


「ハコちゃ~ん、笑えないから~。其処は泣く案件だから~……。ほどほどに頼むね~、昴が絡むと一番切れるのハコちゃんだからな~。まったく……、会社(タウルス)の方は、いまのところ順調に業績も伸びてるよ。化粧品(ノルン)関係は、完全会員制になってるから商品の供給待ちなんてことにはなってないけど、会員入会に関しては1年待ちかな、対応するスタッフの数が絶対的に少なすぎて会員を増やせないんだよね。幸いケラエノ達のおかげで危ない連中の圧力が減ったから、やっとスタッフを増やせるよ~。転職組の10人を今は研修中で来月から正規採用、来春までに最低あと100人は増やしたいよね」


 希美さんに続いて譲さんが立ち上がった


会社(タウルス)関連で、ほそぼそと開発をしていた光学センサーとレンズ、付属する制御ソフトの引き合いが一気に増加しました。開発にうちの昴が関わってるって知れ渡っての事だけど、軍事関連企業からの問い合わせが多すぎて参ちゃったよ。いつかは兵器に利用されるだろうけど最初っからっていうのはいただけない話だから今のところは全て断ったけどね。天文台や観測衛星に使うことが裏付けされてる所だけ受けることにしたんだけど、孫請(まごうけ)使って買い付けるブラックマーケットなんかも出てきそうだよね~。日本の商社がよくやる手法なんだけど、どうしたら良いと思います? 一応対策がないわけではないんだけども……」


「その対策というのは? 技術の無断使用やディスアセンブリーは隣の国では当たり前になっちまってるから、規制できるんなら教えて貰いたいくらいなんだが……」


「制御部にブラックボックス化したコンデンサーを数個仕込んで、決まった規格や要件から外れたら、使用された記録や位置情報を電波で飛ばした後、周りの回路ごと焼いちゃうんだよ。微量のナノマシンで制御するからどうして焼けたのかは分んないだろうね。見掛けは普通の小型の電解コンデンサー(キャパシター)だから、ま~火を吹いたとしても不思議じゃない。1回は使えるけど2回めにはデータを発信して火を吹くって寸法さ。起動用の制御ソフト付の物だったら、制御用ROMに仕込んで過電流が流れるようにしてやるとか、方法は色々とあるよ。既存のROMに細工したいなら、ナノマシンでフイルム状にマイクロチップを構成して貼り付けてやれば機能すると思うよ」


「そのナノマシンフィルムチップは安価に量産出来るのかい? 初期生産品のコピー防止用に使えると助かるんだけどな……」


「大丈夫大丈夫、昴の奴にメガフロートのフロート制御用だからって散々作らされたからね俺でも簡単に作れるよ。コストもさほど掛からない。但し、うちでしか作れないだろうけどね。ペタッと貼ると超薄型のマイクロコンピューターの出来上がりさ、下敷き2枚に挟んで貼り付けて光発電素子と組み合わせれば、うちで使ってるホームコントロールパネルの出来上がりだよ」


「あれは、そんな簡単な構造だったのか……」


「俺も昴に教えてもらって目からうろこだったからね。冴島さんもそのうち片手間に作れるようになるさ。あなたも立派な運斬技牙だからね」


 鷺ノ宮校長がまとめに入るようだ


「え~技術的な話は後ほど二人でゆっくりしてもらう事として、地球外生命体の対応はハコさん達に任せるって事で良いですね。他に何か意見はありますか?」 


 マギーさんが手を挙げた


「おおむね状況は把握しました。まさかうちのマイク長官が一連のアンチテロ騒動に一枚噛んでるとは思いませんでしたが……あのヤロウ、後で吊るしてやる……。少し前に昴くんには伝えたのですが、NASAのロートルやシャトルの不調でアブレてるパイロット達が、是非メガフロートで使ってもらいたいと言ってきています。キャプテンの古巣でもあるアメリカ空軍からも協力したいとのメッセージが届いておりまして、これは南鳥島と海上自衛隊に米海軍がタッチしているので、俺達も混ぜろと言ってきた事のようです。先日の飛行試験はセンセーショナルでしたから、空軍としても何が何でもエージェントを送り込みたいって事でしょうね。既に先発メンバーのリストが届いています」


「それは大丈夫なのかい? 露骨な妨害はしてこないだろうとは思うけれど……」


「ヒュアデスがキッチリと裏を取っていますから、変なところと繋がっている奴は切られていますよ。私が責任を持ってこき使いますので任せて頂ければ幸いです」


「ではこの辺でお開きにします。皆さんお疲れさまでしたね。食事の用意もしてありますので、温泉に入ってゆっくりと鋭気を養って、お仕事に励んでください」


 そう此処、株式会社タウルスの本社地下は、メガフロートにも負けない秘密の地下リゾート基地と成っていたが誰もその事に触れる人は居なかった……。




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