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スーパー美少女リルカちゃんPretty  作者: 腹黒いアリス先輩
33/33

エリオのドルオタ伝説

リルカ「最近、作者くんがご当地アイドルにハマってこれを書いたんだ。読んでね♡」

今日は学校もバイトも休みの日。

ネコミミパーカー姿のあたしはのんびりと横になっている。


「暇だなぁ、雪乃たちどうしてるのかな?」


あたしがそう呟いてLINEを送ろうとすると…


「お姉ちゃん!」


扉からエリオの声が。

あたしはしぶしぶ扉を開ける。


「なーに?エリオ」

「今日は僕の推しのライブなんだ、一緒に行きたいな!」

「え?エリオってドルオタなの?興味深いなあ、もちろん!喜んで行くよ!」

「わたしも行きますよ」


あたし、エリオ、ルルカ3人でエリオの推しのライブに行くことになった。

道中。


「あら、リルカたち、今日はみんな揃ってるわね」

「あ、雪乃、今日はエリオの推しのライブに行くんだ」

「ふうん、エリオくんの推しねえ…」

「千葉のご当地アイドルなのですよ」

「私も行こうかしら」


雪乃も同行することにした。

それからしばらくして、とある港駅に着いた。


「ついに来ました!僕の推し、港町HEAVENヘヴンのライブの地!」


エリオがいつも以上に目をキラキラさせている。


「どんなアイドルなんだろ?エリオのことだからすごくかわいいアイドルなんだろうなあ」


少し経って、何やら音楽が流れ始めた。そこへ、可愛らしい女の子が4人来る。

見るからに小学生から高校生くらいの女の子だ。

港町HEAVENは1人ずつ自己紹介する。


「港町HEAVENのRINKAです!」

「MEIです!」

「KANAです!」

「YUMEKOです!」


エリオのことだから1番ロリなYUMEKOを推してるだろう。


「それでは聞いてください、蒼き港町」


港町HEAVENの少女たちは歌い始めた。

それと同時に、エリオはサイリウムみたいなものを振り始める。


何曲か歌い終えた港町HEAVENは物販を始めた。

エリオはサササッと行列に並びだす。


「なんの行列なんだろ?エリオはどうするのかな??」


そして。


「YUMEKOちゃんのチェキお願いします!」

「1000円になります!」


港町HEAVENのスタッフらしき人がYUMEKOをカメラでパシャリと撮る。

チェキができるまでの間、エリオはYUMEKOと話し込む。


「でね、YUMEKOちゃん!」

「…そうなんですか!?素敵です!」


話し込む2人を見てるあたしたち。


「やっぱりロリコンだね…エリオ…」

「すごく語ってるわ…」

「お兄様…後でお仕置きが必要ですね…♡」


そして、エリオはYUMEKOのチェキを手に、ぴょんぴょん跳ねる。


「あんなに嬉しいエリオ、初めて見たよ」

「すごく喜んでるわね…エリオくん」

「お兄様…」


こうして、エリオのムフフなライブは終わった。

あんなに嬉しいエリオはルララちゃんとのデート以来だ。次回はいつムフフなエリオを見れるのだろう。


「あ、せっかくだからあたしも!10秒間の写メお願いします!」


To be continued...

リルカ「あのサイリウムはどこで買ったんだろう…」

雪乃「知らないわ、エリオくんに聞きなさい」

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