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ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。  作者: Sakusaku
ARC 1 :最初のタレントは、サメのVTuber、シロスケ・シャク。

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19:彼女ができました!

 020


 グループに一枚の写真が投稿された。それは、一人の男の子と......とても綺麗なギャル系の女の子の写真だった。俺はそれで、まるで漫画から飛び出してきたような衝撃的な話に巻き込まれることになった。


 亜紀さんと恋に絶望した青年.......それが今日のライブのタイトルだった。


「そのアカウントの名前は......春くん、俺の後輩だ」


 俺はマイクを通してそう言った。同時に、200人以上の視聴者が大盛り上がりした。


[来たー!!!.......]


[今日は恋愛の話をするんすか......]


[こんにちは、先生]


[みんな、こんにちは.......]


 自分が経験してきた色々な出来事を視聴者に語るという形のユーチューブチャンネルを開いてから......フォロワーが1000人を突破した。それで俺は、生配信で顔出しして話をしてみようと思ったのだった。


「みなさん、こんにちは......亜紀です」


 俺はいつも通り、気さくに視聴者に挨拶した。


[こんにちは!]


[仕事から帰ってきたばかりです.....ライブに間に合いましたか?]


[フォロンさんが1000円を投げ銭してくれました。ちょうどライブが始まったところです、マニワさん]


「数日前、俺は......太った体型の男の子、春くんの話に出くわしたんです......」


「え?......春に告白してきた女の子がいるって......」


「そうなんです......正直、俺自身も驚きました......」


 俺が自分のウェブサイトのプログラムを書いていた時、悠太が非常に驚いた様子で電話をかけてきて報告してきた。


 正直言って、俺自身も自分の目を信じられなかった......でも本当に女の子があいつを好きになったなら、もう彼女が欲しいと愚痴をこぼす必要もなくなるだろう。


 それからしばらくして、LINEに写真が送られてきた......春とその女の子が一緒にパフェを食べている写真だった。


[みんな......今、俺には彼女がいます!......]


 彼はそんなメッセージを残していた。俺は内心、あいつが彼女のことを自慢げに話してきて、それに対して嫌味を言ってやろうと期待していたのだが、そうはならなかった。


「おめでとう、坊主。もう泣かなくていいな......」


 俺はそう打ち込んだ......まあ、それでも良かったと思う。


[わあ!おめでとう!]


[お前、俺を追い越したのか]


[じゃあ、残るは悠太くん、明ちゃん、それとまゆりんだけが独身ってことか]


[えっと......その]


[待ってろよ、サガッチ!]


 そんな感じで賑やかに過ごしていた。


 数日経って......俺はあの二人が池袋の辺りへ頻繁に遊びに行っているのを見かけた。その女の子はなかなか綺麗なギャル系だった。実を言うと、俺もその二人を見に行きたかったのだが、そんなことをすれば確実に警察に捕まってしまうだろう。


「よし......あーん.......」


「うーん!Aちゃんのお弁当が一番美味しい!」


[え!......なんで女性側の名前を伏せ字にするんですか、先生]


 チャットの人たちはよく俺のことを「先生」と呼んだ。俺自身、いつからそう呼ばれるようになったのか分からなかった。


「お前ら、俺を訴えられたいのか!下手なこと言ったら、俺の人生終わりなんだぞ」


[それもいいっすね 笑]


[やめてくださいー!!!!]


[マリさんが200001円を投げ銭してくれました。保釈金の前払いです 笑]


「え?......行けないって?」


[ごめんね......今日は俺たち、デートに行くんだ......]


「うん......分かった......」


 悠太は春とそんなに頻繁に遊びに行かなくなった......俺があいつらに教えた通り、彼女ができたら彼女を優先するべきだからだ。


 日が経つにつれて......日が経つにつれて......彼らはほとんど遊びに行かなくなっていった。


 それで悠太は俺に相談しに来た、どうしたらいいかと。俺はあまり深く考えずにこう言った。


「放っておけよ......彼女ができたばかりなんだから、そんなもんだろ」


「それはそうなんですけど......でも」


「でも、何だ?」


「明ちゃんが言うには......何か様子がおかしいんです」

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