表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
10/20

中9

長らくお待たせしました。

今回は学園長視点のお話です。





―学園長side―


今日のお茶は何にしようかと、隠してあった高級な紅茶缶を眺めながらお茶の準備をしていたところに、突然魔法通信機がなった。


魔法通信機は緊急時でなければならないため、何事かと急いで確認をとると・・・


『学園長‼急いで学食棟にお越しください。レオリート王子がティリーシア・フォリー様に婚約破棄を宣言いたしました!』


「なに!?」


こりゃ一大事じゃ!!ティリーシア嬢はレオリート王子のことを好いていて、今回の外交も嫌がっていたところを半ば無理やり行かせてしまったから、すごく機嫌が悪いはずじゃ。


それに本来なら2か月で終わるような内容ではないはずの仕事量を王子に会いたいがためだけに2か月で終わらせて戻ってきたから、王子不足のはずのところに王子本人からの婚約破棄を宣言されたとなれば学園が崩壊するわい!!


(ティリーシアは国内でも5本の指に入る魔法使いであるため、その気になれば学園一つぐらいは簡単に破壊することが出来てしまうのである。)


「どうしてそんな事態になっているのじゃ!」


『なんでもティリーシア様がマリネという少女にいじめを働いたようで、その行いをレオリート王子が知り、このような状況になった模様です。』


マリネ?・・・そういえば最近転校してきた女子生徒がそのような名前であったな。しかし、確か転校してきたのはティリーシア嬢が外交で学園をあけている間であったような・・・


もし、いじめをはたらいたと言ってもあり得んな。ティリーシア嬢が本気になればフォリー家の陰の部隊が動きその者の存在をうまく消しているじゃろうからなぁ。


そんなことを考えていると魔法通信機から『とにかく、早く来てください!!大変なんです!』悲痛な声が聞こえてきた。


お茶はもう少し後じゃのう・・・。


儂の楽しみが・・・・・・。


儂は魔法で学食棟に転移した。


すると、まさにそこには2対1で向かい合っている3人がいた。様子を見るとマリネという少女が王子の腕に抱きついていた。


これ!!そんなことをするでない!ティリーシア嬢が笑顔で怒っておるではないか!?


早くなんとかせねばと思った矢先、自白剤を使うという話が聞こえてきたため、許可を与えた。


ティリーシア嬢は「ありがとうございます。」と言ってきたが目が笑っておらぬ。(どうして王子に虫が付いているのかしら?)という声が聞こえてくるわい。


こりゃ、2人きりにする必要があるの。主にティリーシア嬢の機嫌を直すためにも、王子よ頼んじゃぞ。


そんなことを考えていると婚約破棄はなかったことになり、マリネに消音魔法をかけ王子の元に行ったティリーシア嬢を確認し、授業に出なくてよいことを伝えた。


すると笑顔で感謝を伝えてきたティリーシア嬢は王子を連れて一瞬で消えた。


やれやれ、嵐は過ぎたの。後はこの女子生徒の処罰やら今回の事件の状況を明らかにして陛下とフォリー家に報告して謝らなくてはの。


はぁ・・・。騎士団長を辞めたからのんびり、お茶を楽しめると思っておったのにこんなことなら団長をしていた時の方がましかのう・・・。


学園長はそんなことを思いながら事件の処理を進め始めたのであった。












後、数話で終わる予定ですので引き続きよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ