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浄善寺情華の恋情 〜変身ヒーローで鬼で超能力者な魔法少女の俺ですが、前世からの魔王との因縁が切れてない〜  作者: 残機1LIFE0/全自動駄文生産ライン


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窮地のプロローグ

「ねえ、そろそろ倒れてくれないかしら」


 目の前のクラスメイトである筈の黒髪が、そう俺に言い放った。


「そうは、いかねぇだろ……」


 意識が朦朧とする中、俺は左手に付けた腕時計型変身アイテムのスターターを引く。

 ギュンギュンと今にも壊れそうな音が鳴りながら文字盤が回転するも、何も起こる気配はない。


 既に身体中の練気は使い果たし、超能力を扱える程の集中も最早無い。新アイテムのマジカルロッドは一番最初に圧し折られていた。


「後その腕に着けてるベ◯ランチャー、クソダサいから外したほうがいいわよ」


「何いってんだ……格好いいだろうがよ、ベイラ◯チャーは……ベイブレ◯ドXやってねぇのかよ……」


「あら、もう頭も回ってないみたいね。そろそろタイムリミットだっていうのに」



 ――そういって彼女が見上げた先には、空に覆い被さるかの様になる程にまで接近した巨大な隕石があった。



「地球諸共木っ端微塵にする気かよ、馬鹿野郎が」


「貴方を殺せるならどうでもいいわ」


 彼女は淡々と、半ば投げやりにそう言葉を口にした。


「目ェ覚ませよ、浄善寺(・・・)ッ!」


 ああ、一体どうしてこうなったのだろう。


 こんな切迫した瞬間であるというのに、俺の脳裏には発端となったつい昨日の事が浮かんでいた。


 *



【激情(・・)版】田中 太郎の憂鬱

  浄善寺情華の恋情

〜変身ヒーローで鬼で超能力者な魔法少女の俺ですが、前世からの魔王との因縁が切れてない〜

リハビリがてらの中編です。最終回まで毎日更新です。

対戦よろしくお願いします。

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