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スペースコロニーのぼくら(仮)  作者: たいじゅ@音森の館
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バカはやっぱりバカ その1

現在スペースコロニーに住んでいる人のほとんどは僕らと同じスペースコロニー生まれの世代だ。

僕らが受ける歴史の授業では当然宇宙時代に入る前の地球の歴史から、宇宙時代の現在に至るまでの様々なことを学ぶ。

当然、前宇宙時代の地球で人類がどの様に自ら滅亡の危機を招いてしまったのかについても学習する。


過度な資源採掘による自然破壊、その結果減ってしまった食べ物と水を巡る争いの数々。その自己中心的な行いは今でこそ愚か極まりないけれど、きっと当時の人たちにとってはそれこそが人類存続の為の選択肢だったんだろう


そんな授業を受けた後には、必ず前宇宙時代の人類をバカにする輩が現れる。

ジャンもその一人だ。

父親がとある会社の重役で裕福な家庭であることを理由に、何かにつけて周りを見下すところがあるこまったやつである。


今回も地球史の歴史の授業でジャンのこき下ろしがはじまった。

いつもと違ったのは、カズヤがいたことだろう。

カズヤは3年前に地球から移民してきた子で、体が弱いせいかよく休んでいる。

ジャンはそのカズヤにやっぱり地球出身は汚染のせいで体が弱いだの、なんだのともはや言いがかりに等しい内容でカズヤに絡んでいく。


ジャンと仲のいいとりまき数人が便乗してカズヤを、取り囲んではやしたてる。

周りの他の生徒が止めに入ろうとするがとりまきに邪魔されてしまう。


だまったまま俯くカズヤ。


基本的にとても大人しくて優しいカズヤは時々ジャンのようなヤツに目をつけられることがある。

その度に作った笑顔を浮かべてじっと耐えている。

下を見るとギュッと握りしめた拳がワナワナと震えていた。

妄想ベースなので物理原則やその道の詳しい人たちから見ると、んなわけねーじゃん!ってツッコみたくなる部分がメチャクチャ多いと思います。

楽しけりゃいいってノリなのであまり考証せず書いてますけど、そーじゃなくてこーだ!って指摘は歓迎です。

ストーリーや世界観さえ破綻しなければ、さりげなく取り入れてしれっと書き直してるかもしれませんw

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