バカはやっぱりバカ その2
ジャンとそのとりまき連中の嫌がらせに耐えているカズヤ。
さすがにしつこすぎるので止めに入ろうと思った瞬間、パシーン!と乾いた音が教室に響いた。
赤くなった頰を抑えて呆気にとられているジャン。
その前に立っているのは真っ向からジャンを睨みつけているリズだった。
おいおい、いきなりひっぱたかなくてもいいだろう、と思いつつ心の中でめちゃくちゃリズによくやった!と抱きしめてやりたい気持ちになる僕。
これでジャンが謝ってくれたらひと段落なんだけどな、と思ってたらジャンがリズを突き飛ばした!
このやろう!
さすがの僕も頭に血が上って掴みかかろうとした。
その刹那、ジャンの大きな体が宙を舞って思い切り壁に叩きつけられていた。
拳を構えた僕もとりまきの連中もクラスメートのみんなも一種何が起きたのか分からなかった。
「ごめんね、大丈夫?」とリズを助け起すカズヤ。
なんと、小柄なカズヤがふた回りは大きな体の(態度もだけど)のジャンをなげとばしたのだった。
話に聞けば体が弱いことからたびたびイジメにあうことがあって、自衛のためと体を鍛えるために武道を習っていたんだとか。
今では黒帯の腕前らしい。
人は見かけによらないものだ。
投げ飛ばされるジャンの姿に、日頃の鬱憤の憂さを晴らせたのか、クラス中で拍手喝采の嵐がおきていた。
その中心で照れ臭そうなカズヤが立っている。
ホッとした気持ちで僕とリズはお互いの顔を見合わせて微笑んだ。
妄想ベースなので物理原則やその道の詳しい人たちから見ると、んなわけねーじゃん!ってツッコみたくなる部分がメチャクチャ多いと思います。
楽しけりゃいいってノリなのであまり考証せず書いてますけど、そーじゃなくてこーだ!って指摘は歓迎です。
ストーリーや世界観さえ破綻しなければ、さりげなく取り入れてしれっと書き直してるかもしれませんw




