カオリの血液型
ルミとカオリは、ボンベイ型のように珍しい血液型はないのかと調べた。カオリが重い口を開いた。
「わたし黙っていたけれど、血液型ABRhマイナスなんだ」
ルミは驚きの表情を浮かべた。
「それって、かなり珍しいんじゃないの?」
カオリは頷いた。
「うん、日本では特に少ない血液型だから、大きな手術とかのときに困ることがあるの。だから、いつも自分の血液型を知ってもらうために、こうして話すのは大事なんだって思うけど、みんなに心配かけたくなくて黙っていたの。」
ルミはカオリの手を握りしめた。
「そうだったんだね。でも、カオリが無事でいてくれることが一番大事だから、何かあったらすぐに言ってね。」
カオリはほっとしたように微笑んだ。
「ありがとう、ルミ。これからはもっと気をつけるよ。」
その後、二人は村の診療所に立ち寄り、珍しい血液型のデータを確認することにした。診療所の医師に相談すると、驚くべき情報が得られた。村にはもう一人、非常に珍しい血液型を持つ人物がいるというのだ。
「その人物の名前はサトウさんです。彼はO型Rhnullという非常に珍しい血液型を持っています。」医師は説明した。
ルミとカオリは驚きと興奮を感じながら、サトウさんに会うために診療所を後にした。彼に会って話を聞くことで、何か新しい手がかりが得られるかもしれないと期待していた。




