琉国志巻一：夢起山北_129
初めまして、よろしくお願いします！私は台湾人です、この長編小説は、私の沖縄への愛から生まれ、おそらく私の後半生、そして一生で最も重要で重要な作品です。
見かけ上、これは「時空を越える」小説と「歴史」小説のように見えます、その肌理は骨の髄まで染みる「恋愛」小説であり、その中には人生の選択をたくみに盛り込んだ「成長」小説でもあります。それはさらにXXX小説であるかもしれませんが、これはこの作品の最も重要な鍵となる設定であるため、ここで明かすことはできません。
つまり、あなたが沖縄の文化や風景に興味を持っているか、歴史的に謎めいた「三山王国」時代に興味を持っているか、琉球バージョンの「三国志」のような合従連衡や百里の戦闘を体験したいか、または数世紀にわたる情熱的な愛を感じたいか、主人公が困難な試練を乗り越えながら得た洞察を自分の人生に応用したいか、どのような興味があるにせよ、この作品から満足感を得ることができます。要するに、エンターテイメント性と実用性の両方が兼ね備えられています！
この本に対する私の期待（厳密には「夢」かもしれません）についてお話ししましょう：日本語に翻訳し、日本の文学ウェブサイトで公開し、そして沖縄の現地（日本全体でも）で実物の本を出版することです。それに向けて、私は関連する記事や書籍を多く読み、できるだけリアルな体験を提供し、全く異なる新しい読書体験を創り出すために多くの時間と労力を費やしました。
現在、全書の3巻の概要と主要なキャラクター設定が完成しており、また、第1巻の部分がすでに45万語完成しています。何も予想されない限り、全書は100万語を超えるでしょう。。この数値は驚くべきもののように見えるかもしれませんが、創作を生業とする多くのウェブ作家にとっては、毎日5000語以上を更新し、年間200万語以上、小説1つで500万語を書くことは一般的です。私はそのような野心を持っていませんし（体力や時間もありません）、しかし、もし反響が大きければ、続ける可能性も排除しません。なぜなら、私は3巻以降のプロットも初期段階で計画しています！
現在、適切な翻訳がない（また、予算が不足している）ため、日本語版はChatGPTの支援を受けて翻訳されています。したがって、抜け漏れや誤りがあるかもしれません。皆様のご指導をお願い申し上げます。また、この機会を通じて、《琉国志三部曲》を翻訳し出版したいと願う個人や団体を探すことを願っています。もし翻訳を手伝ってくださり、実際に書籍を出版する出版社を見つけてくださる方がいれば、出版社と契約を結ぶ際に、正式な契約を締結するためにご一緒することをお約束します（版権料を共同で享受します）。
下は、読みやすさのために、各章が日本語と中国語のバージョンを同時に表示します。誠にあなたに、この（おそらく非常に長い）旅に参加していただくことを誠にお勧めいたします。私を信じて、あなたは失望しないでしょう。
CH 129
「え？どうしてあなたは﹍」木桜は言いかけて、先ほど自分がすでに答えを言ってしまったことに気づいた。肖日にはすでに彼女の体を見られていたのだ。そこで彼女はすぐに言い換えた。
「どうしてそんなにしっかり見えるの！あなたは私を見た瞬間に目を閉じるって言ってたから、詳しく見ていないはずなのに、実は嘘だったのね。」
彼女の口調が怒っているのではなく、ただ不満を言っているように聞こえたので、小強はほっとした。
しかし、彼は本当のことを言うわけにはいかなかった。なぜなら、別の世界の妻である小舞の左鎖骨の下に桃色の桜のデザインのタトゥーがあり、それが君のものと全く同じに見えたから、だからその時に気づいたのであって、他の場所は見ていなかったからだ。
いやいや、そもそも他の場所を見るつもりはなかったわけではない。いや、違う、見たくなかったわけではなく、ただ見てはいけないと知っていただけだ。ああ、どう言っても間違っている！
木桜はあまり気にしていないようで、むしろ思い出に浸っているかのように、一人で話し始めた。
小強は自分が難を逃れたと思ったが、彼女は「どうせあなたたち男はみんな同じ、ほんとうに我慢して見ないなんてありえない」と考えているに違いないと思った。自分が誤解されていることは明らかだったが、一時的には反論するのも難しかった。
「それは私が十歳の時のことです。師匠は剣術を教えてくれましたが、私たちは木剣でしか対戦を許されていなかったので、夜にこっそり本物の剣を使うしかありませんでした。ある時、千虹と剣の稽古をしていると、彼女の剣先が突然折れて、私の左鎖骨の下に刺さりました。師匠に叱られるのが怖かったので、彼女には知られないようにして、自分で痛みをこらえて剣を抜きました。傷口をきちんと処理しなかったため、後で師匠が気づいた時にはすでに化膿していて、明らかな傷跡が残りました。母は私が女の子なのに傷跡が残るのは良くないと思ったので、その傷跡を花芯に見立てて、周りに桜の花びらを刺してくれました。」
原来はこんなに平凡無奇な由来だったのか。小強は何か神秘的な経験があって、小舞が木桜に転生する手がかりになると思っていた。少し失望したが、まだ若い彼女がこんな傷を負い、痛みを堪えてタトゥーを受け入れたことを考えると、彼女の忍耐に感心し、さらに彼女を心配に思った。
「とても痛かったでしょう？」小強の声には切なさが満ちていた。
「実は肉体の痛みは時間が経てば、すぐにその時の痛みを忘れてしまう。でも心の痛みは、どんなに時間が経っても鮮明に記憶に残り、むしろもっと痛く感じることもある。」何を思ったのか、木桜の声は再び少し沈んだ。
小強は彼女にこんな姿を見せたくないと思っていたので、あまり得意ではないおどけた技を発揮することにした。「もう一度見せてもらえますか？」
この作戦は確かに効果を発揮したが、小強が考えていた方法とは違った。
「ありがとうね、私を楽しませようとこんなに頑張ってくれて。でも、残念ながらあまり面白くないわ。私は大丈夫だから、心配しないで。」
この件がこれで一段落すると思っていたのに、木桜がまさか悪いことを学んでしまったとは。
「次はあなたの番。」彼女は狡猾な笑みを浮かべた。
「？」小強は彼女の言っていることが理解できなかった。
「まだ演技をしているの？私の桜の秘密を知っているのは、この世で師父、千虹、そして私の母親だけ。父さえ知らないのに、あなたはその秘密を知る四人目なのよ。私にお礼として秘密を教えてくれるべきじゃない？それに、謝慕煙と小敏がすでに知っている秘密ではダメよ。」
なるほど。ただ、木桜に話せる秘密があって、謝慕煙と奎敏には知られていないことは何だろう？謝慕煙はともかく、自分が話せる秘密は奎敏もほとんど知っているような気がする。ほんとに頭が痛い！
えっと、でもさっき彼女は奎敏を「小敏」と呼んでいたけど、いつの間にそんなに親しくなったの？こんなことを考えている暇はない、まずは目の前の難題を解決することが重要だ。
わかった、悪いことを学びたいなら、本当の悪人がどう悪いのかを教えてあげる。
「それでは、君にとても大きな秘密を教えてあげる。彼女たち二人は絶対に知らないよ。準備はいいかい？」
肖日が悪意のある笑みを浮かべるのを見て、木桜は頷いたが、心の中に不吉な予感があった。
「それは﹍私の体だ！」小強が突然桶から立ち上がった。腰から下は実際には水の中にあるが、驚かせる効果は十分だった。
木桜「わあ！」と叫び、彼女が慌てふためく様子をなかなか見ることができた小強は、とても満足していた。しかし、これだけでは足りず、彼は水を木桜にかけ始め、再び彼女の叫び声を引き起こした。
しかし、木桜も侮れない存在だ。小強の攻撃が一時中断された後、彼女の反撃が始まった。
彼女は一歩一歩桶に近づき、悪意に満ちた笑顔を浮かべながら言った。「それじゃあ、あなたの体にはどんな秘密があるのか確認してみるわ。」
臆病な小強はその言葉を聞くとすぐに桶の中に隠れ、全身を縮めて、木桜が本当に近づいて詳しく見ることを恐れた。木桜はその様子を見て、得意げに足を止め、椅子に戻って座った。
「もう騒がないで、あなたにとっておきの秘密を教えるよ。この世界であなたが最初に知ったことなんだ。私は別の世界で四十七年間生きてきた。」結果がどうなるかわからないが、小強はこのことを正直に話すことに決めた。そうしなければ、将来二人の関係がどうなるにせよ、彼は木桜を欺いていると感じたからだ。
普段は聡明な木桜だが、今回は小強の考えについていけず、このことが何故重要なのか理解できなかった。
「でも、あなたはもうすぐ十五歳になるところじゃない。」
「だから？」
「だから、私たちは三十二歳も離れている。」
「でも、あなたは今ちょうど十七歳じゃないの？」
「でも、私の心は四十七歳なんだ。」
二人はまるで暗号を解読しているかのように、しばらくの間対話を続けたが、結局焦点が合わず、小強はより直接的に言うしかなかった。「だから、君を好きになってはいけないんだ、これはあまり良くない。」
まさか、木桜に「好き」という言葉を初めて言うのが、こんな想像もつかない状況だとは、全然ロマンチックじゃない！
「どうして？」木桜はまだ数字の周りを回っていて、理解できずにいるので、「好き」という言葉が初めて肖日の口から出たことが、どれほどの意味を持ち、どれほどの重さを担っているのかに気づいていない。
「だって、年齢差がありすぎて、考え方も違いすぎる。」小強はこれ以上はっきりと言えなくなってしまった。
「なるほど、あなたはそういう意味だったのね。」
木桜は真剣に考え込み、小強を困惑させる結論を下した。「つまり、あなたは別の世界で私の父よりも十一歳も年上なのね！でも、今は私よりも二歳しか年上じゃないから良かった。」
彼女が問題をわざと軽くしようとしているのか、それとも本当に気にしていないのかは分からないが、少なくとも小強の心の中の一部の重荷は軽くなった。
「実は、もっと大きな秘密があるんだ。次の機会に教えてあげる。」小強は、今日は「自己開示」をここまでにしておくのが十分疲れると思い、他のことは後に回すことにした。
「うん、あなたの秘密を聞くのは面白い。真面目なことを聞くよりずっと楽しいわ。」木桜は興味津々で、本当に楽しんでいるようだった。
住居に戻ると、孫叟が肖日の脈を取るためにやって来て、傷の具合を確認した。
彼は驚いて言った。「たった二日も治療を受けていないのに、肖日の元陽が明らかに良くなっている。この調子で進めば、あと十日で大きな成果が得られるだろう。」
小強は自分が生育能力を回復できるかどうかには全く関心がなく、ただ木桜とどれくらいの時間を一緒に過ごせるかだけを気にしていた。彼は遅かれ早かれ離れなければならないことを知っていたが、あまり早くは離れたくなかった。
夕食は木桜に「食べさせられ」、長守は紫雲に直接引っ張られて一緒に食事をすることになった。彼は一人で孤独になるのを心配していたからだ。
木桜が明日、二回の鍼灸の合間を利用して自分を「遊びに連れて行く」と知った小強は、思わず大喜びし、期待に胸を膨らませた。しかし、彼は二人がそんなに深く、そんなに真剣に話し合うとは全く予想していなかった。その結果、自分のこの世界での未来に影響を与え、桜慕塵の一生を変えてしまった。
〈作者のつぶやき〉
一歩一歩近づいて、一歩一歩心が動くけれど、やはり一歩一歩別れに向かっている。
CH 129（中国語版）
「咦？你怎麼會﹍」木櫻沒說完就想到，自己方才不是早就說出答案了？肖日早已看過她的身子。於是她馬上換了一個說法。
「你怎麼會看得那麼清楚！你不是說你一看到我就閉上眼睛，所以並沒有仔細看，原來是騙人的。」
還好她的語氣聽起來並非慍怒，而只是埋怨，小強這才鬆了口氣。
不過他總不能說實話：因為我在另一個世界的老婆小舞，在左邊鎖骨下方有一個桃紅色櫻花圖案紋身，和你的看起來一模一樣，所以我當時才會注意到，所以沒看到其他地方﹍
不是不是，我本來就沒有想看其他地方﹍也不對，我沒有不想看，只是知道不應該看﹍哎呀，怎麼說都不對！
木櫻似乎並不在意，反而像是陷入回憶中，開始自顧自的說起來。
小強雖然覺得自己逃過一劫，但是猜她八成是在想：「反正你們男人都一樣，怎麼可能真的忍住不看」，心想自己明明是被誤會了，但一時也很難辯駁。
「那是我十歲時的事。師父雖然已經傳授劍術，但是只允許我們用木劍對招，所以我們只好偷偷趁夜裡用真劍。有一次和千虹練劍時，她的劍尖突然斷掉刺入我左鎖骨下方。因為怕被師父責罵，所以不敢讓她知道，只能自己偷偷忍痛把劍拔出。因為傷口沒有好好處理，所以等後來師父發現時已經潰爛，留下一個明顯的傷疤。母親覺得我一個女孩子身上留下疤痕不好看，所以就以疤痕為花蕊，幫我在周圍刺上櫻花花瓣。」
原來是這麼平凡無奇的由來，小強原本還以為會有什麼玄妙的經歷，可以提供一些小舞穿越到木櫻身上的線索。
雖然有點失望，但想到小小年紀的她就受過這樣的傷，還忍痛接受紋身，既佩服她的堅忍，更為她感到心疼。
「應該很痛吧？」小強的語氣中充滿不捨。
「其實肉體的痛只要時過境遷，很容易就會忘記當時痛的感覺。但如果是心痛，即使時間經過再久仍然記憶猶新，甚至可能感覺更痛。」不知想到什麼，木櫻的語氣又有些低沉。
小強著實不希望見到這樣的她，只好發揮不太擅長的耍寶功力：「可以再借我看一次嗎？」
這招果然奏效，只不過並非以小強以為的方式發揮效果。
「謝謝你哦，這麼努力想要逗我開心，可惜實在不太好笑。我沒事，別擔心。」
原以為這件事就到此告一段落，想不到木櫻居然也學壞了。
「換你了。」她露出狡黠的笑。
「？」小強不明白她的意思。
「還裝？我那朵櫻花的祕密，全天下只有師父、千虹、和我母親知道，連父親都不知道，你是第四個知道的。難道不應該告訴我一個祕密當做回報？還有，不能是謝慕煙和小敏已經知道的祕密。」
原來如此。不過有什麼祕密是能夠告訴木櫻，但又是謝慕煙和奎敏不知道的？謝慕煙就算了，自己能說出來的祕密好像奎敏差不多都知道了吧？真是頭痛！
咦，不過剛才她稱呼奎敏為「小敏」，什麼時候她們變得這麼親近了？沒空想這個了，先解決眼前的難題比較重要。
好吧，既然你要學壞，就讓你知道真正的壞人是怎麼個壞法。
「那我要告訴你一個天大的祕密，保證她們兩個人都不知道，準備好了嗎？」
見到肖日不懷好意的笑著，木櫻點點頭，心中有種不好的預感。
「那就是﹍我的身體！」小強突然從木桶中站起來，雖然腰部以下其實還在水中，但驚嚇的效果還是很足夠。
木櫻「啊！」尖叫了一聲，難得能欣賞到她驚慌失措的模樣，小強很是得意。不過這還不夠，他開始把水潑到木櫻身上，又引來了連連尖叫。
不過木櫻也不是省油的燈，小強攻勢暫停後就換她出招了。
只見她一步步走向木桶，露出不懷好意的笑容：「那我就來確認一下，你的身體究竟有什麼祕密。」
有色無膽的小強聞言馬上躲回木桶中，將全身縮成一團，深怕木櫻真的走近仔細看。木櫻這才得意的停下腳步，返身坐回椅子上。
「不鬧了，告訴你一個天大的祕密，這個世界上你是第一個知道的。我在另一個世界已經活了四十七年。」雖然不知道會有什麼後果，小強還是決定把這件事坦白說出來。否則不管將來兩人之間會如何，他都覺得自己欺騙了木櫻。
向來聰敏的木櫻這次似乎跟不上小強的思維，不明白這件事有何重要。
「但是你才快滿十五。」
「所以呢？」
「所以﹍我們差了三十二歲。」
「可是你現在才剛滿十七不是嗎？」
「可是我的內心是四十七。」
兩人好像在打啞謎，來回對話了半晌還是沒有對焦，小強只好說得更直接一些：「所以我不應該喜歡上你，這樣不太好。」
沒想到第一次對木櫻說出「喜歡」這個詞，會是在這種想像不到的情境下，實在是一點也沒有情調啊！
「為什麼？」木櫻可能還在繞著數字、繞著不解，所以還沒意識到「喜歡」這個第一次從肖日口中說出的字眼，究竟代表了多少意義，又承載了多少重量。
「因為﹍年齡差太多，想法差太多。」小強已經沒辦法再說得更白了。
「喔，原來你是這個意思。」
木櫻認真的想了一會兒，下了一個讓小強哭笑不得的結論：「所以你在另一個世界比我爹還大十一歲呢！還好你現在才大我兩歲。」
不知道她是刻意淡化問題，或者真覺得無所謂，不過至少解決了小強心頭的部份重擔。
「其實還有另一個更大的祕密，下次找機會再告訴你。」小強覺得今天「自我揭露」到這兒就夠累人了，其他的還是留待以後再說吧！
「嗯，聽你說祕密蠻好玩的，比聽你說正經八百的事好玩多了。」木櫻倒是興致勃勃，似乎真的很感興趣。
回到住屋後，孫叟前來替肖日把脈，確認傷勢調養的如何。
他驚訝的表示，才接受不滿兩日治療，肖日的元陽就有明顯起色，若是照這個進展速度，應該再十天就能大功告成。
小強根本不在意自己能否恢復生育能力，他只在意還能和木櫻相處多久。雖然他知道遲早還是得離開，但他不希望太快。
晚膳還是由木櫻「餵食」，長守則是直接被紫雲拉去一起用餐，說是怕他一個人孤單。
得知木櫻明天要趁兩次針灸間的空檔帶自己「遊山玩水」，小強不禁雀躍不已、滿懷期待。然而他根本沒料到，兩人會談得那麼深入、那麼深刻，進而影響到自己在這個世界的未來，更改變了櫻慕塵的一生。
