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完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   作者: ヴァンドール


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6話

 こちらへ来る時にも思ったのですが、辺境というのに街はとても栄えていて活気があります。

 それに思っていた以上にお店も多く、人も沢山います。

 あら? あそこは食堂の様ですね取り敢えず入ってみましょうか。

 食堂へ入ると、沢山の人で賑わっています。

 こんなに朝早いというのに凄いですね、ああそうなのですね、朝市の方々で賑わっている様です。 

 どうやって注文したら良いのか迷っているとお店の方が

「お嬢さんは、何にする? 決まったかい?」

 と声を掛けて下さったので、思わず近くにいる方を見て 

「こちらの方と同じ物でお願いします」

 と答えたら

「じゃあ、好きなところに座って待ってな」

 と言われたので空いている席に座りました。

 すると早々に運ばれてきた、お野菜が沢山入ったスープと焼きたてのパンです。

 独特のスパイスを使ったスープですがとっても美味しくパンに良く合ってます。

 私はとてもお腹が空いていたせいもあってあっというまに平らげてしまいました。

 するとお店の方が

「お嬢さん、いい食べっぷりだね、旅の人かい?」

 と、仰ったので

「いえ、この度こちらに住む事になりましたのでこれからも宜しくお願いします」

 と言うと

「そうなのかい、じゃあ また待ってるよ」

 と言って下さいました。私は

「是非、また寄らせていただきますのでその時は宜しくお願いします」

 と言ってお店を後にしたのでした。

 お店を出た後、私は

『初めて食べるお料理だったけれどブルボンのお料理とはまた違った味わいだったわ』

 と満足気に独り言を言いながら、歩き出したのです。


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