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楽しい時間の過ごし方? ~men's side~

 ──今夜は飲むぞ。

 イハルからのその伝言は、よりによって、ユノさんから伝えられました。理由を聞けば、陛下のわがままに振り回された結果のようですので、その点だけは同情します。私としても、陛下に甘いエレンが一緒では、ユノさんだけ取り返すことはさすがにできませんので。

 本気を出したエレンが一番恐ろしいことは、身に染みてわかっています。

 ただ、とっくに決まっていたことを伝え忘れていた、という点はいただけません。

 ちなみにここは、アルヴィンに与えられた私室です。イハルもリアムも宿舎住まいですし、私のところはユノさんにも許可をいただかなければいけないので、イハルが面倒がったのでしょう。本人が頷けば問題ないアルヴィンの部屋で、軽く酒を飲むことになりました。

 今頃、女性陣は楽しんでいる頃でしょうか。いったい、どんな話をしているのかと、考えるだけで頭痛がします。

 ふと、アルヴィンに目を向けてみましたが……ああ、陛下の部屋がある方角を、ぼんやり眺めていますね。まあ、もうじき結婚する相手に邪魔だと追い出されたわけですから、無理もありません。

 この、どこか影の薄いアルヴィンと、あのエレンが兄妹というのは、何かの間違いではないか。そんな疑惑が湧いたことは、一度や二度ではありません。ですが、少なくとも、私の記憶にある限り、二人は同じ女性を母と呼んでいました。

 かつて、縁あった時に、アルヴィンが乳兄弟だった第三王子に真偽を聞いたこともあります。

 恐ろしいことに、事実でした。

 アルヴィンが、弟か妹が生まれる、と楽しみにしていたこと。生まれたのは妹であること。妹が、ある意味完璧な紳士で、なおかつ騎士であったこと……いえ、それに関してだけは、そこまで完璧でなくてもいいと、私は思うのですが。

 私がエレンと初めて会った時、エレンはまだ四歳でしたが……次に会った時には、ひと月ほどしか経っていなかったにもかかわらず、剣を振り回していましたからね……。気がついたら杖を使いこなし、さらに竜にも乗るようになっていて、挙げ句の果てに、槍も振り回せるようになって……恐ろしいこと、この上ない存在でした。

 ……まあ、その辺りは、あのエレンですから。

 そういえば、いまだに、竜魔騎士(ウェネーウォラーレ)であることを、ほとんどの人間には黙っているらしいですね。

 そんなこんなで、さまざまな観点から、二人が間違いなく兄妹であることは明らかにされました。貴族にはありがちな、兄が残念な方向に非凡で、妹が優秀な方向で超人に生まれついただけのようです。

「それにしても、死ぬまで独身疑惑のあったヴァージルが、真っ先に結婚するとはな」

「……エレンという身内を抱えているアルヴィンに、言われたくはありませんね」

 危なく、無駄にエレンと婚約させられるところだった身としては、アルヴィンの言い分には納得がいきません。

 私も死ぬ気で拒否しましたが、エレンも相当暴れたようですので……恐らく、当時を知る貴族の間では、決して触れてはいけない話題となっているはずです。今さら、誰かが掘り返して、ユノさんの耳に入れることはないと……信じたいところですね……。

 まあ、ユノさんのことですから、多分、恐らく、笑い飛ばしてくれるとは思うのですが。

「それを言ったら、イハル隊長もじゃない? ゲルト隊長に、イハル隊長はリディちゃんとつき合ってるのか、と聞かれたことがあるけど、どう見ても違ってたからね。仲間として大切にはしてるけど、女としてじゃないでしょ。ゲルト隊長の、そっち方面の見る目のなさは、本当に感心するよね」

「……あのな、リアム。お前は、褒めるか貶すか、どっちかにしとけ」

「え? 褒めてるんだよ?」

 ニコニコ笑って、リアムはあっけらかんと言いますが……どう好意的に解釈しても、ゲルト隊長は貶されていますよね?

「エレンはなぁ……最悪の場合、リアムに婿入りしてもらうから問題ない」

 ……アルヴィンは、もう酔いが回ったのでしょうか。まだ、一度もグラスを空けていなかったと思うのですが。そもそも、口をつけたかも怪しいのですが。

 ただ、彼の言い分はもっともです。

 アルヴィンは陛下の夫となるので、家は基本的に継ぎません。何より、バラクロフ家は、元からエレンが後を継ぐと決まっているので、エレンが婿を取るのが自然でしょう。

 あれも、結婚する気が薄いことは、よく知っていますけどね。

 下手に理知的だったために、人の裏の顔を深く理解しているエレンですから。そうですね……確か、竜に乗った頃には、すでに少女らしい夢や憧れというものは、何ひとつ持っていなかったように思います。

 そこにとどめを刺したのが、私との婚約話でしたね……。

 無事破談となった後、私は社交界から逃げ回りました。エレンは顔を出すものの、服装は男物で、口説くのは同性。異性は完璧な空気扱いと、相当やらかしたそうです。パトリックが……ああ、弟です。あれが、実際に目撃したようなので、間違いはないでしょう。

 リアムの接近を許しているのですから、少なくとも、毛嫌いしているわけではなさそうですし。

「それがいいでしょうね。あの時のように、暴れ出す心配もなさそうですから」

「暴れたって、ヴァージル将軍と婚約させられそうになった、って話?」

 当時を知る私とアルヴィンは、エレンが話した事実に硬直しました。というより、驚きのあまり、指一本動かすどころか、呼吸すらできませんでした。

 イハルは知らないでしょうから、純粋に、話の内容に驚いたようです。

「周囲に根回しして、外堀をがっつり埋めてきたら、容赦なくその時以上に大暴れしてやる、と宣言されましたよ」

 ……あの、つかぬことを聞きますが、なぜリアムは楽しそうなのでしょうか……。

 正直、あの悪夢が再来する事態は避けていただきたいのですが。

「とりあえず、ヴァージル将軍やアルヴィン様ほど嫌われてはいないと思うし、意外と女の子らしいところもあるし、私はエレンちゃんに割と本気なんだけどね」

 ……割と、ではないと、ユノさんが言っていましたよ? エレンに少しでも隙が見えたら、全力で一気に狩りにいくはずと、ユノさんだけでなく、グレースさんもリディさんも断言していましたけれど……。

「ところで、ちょっと気になっていたんだけど、イハル隊長とヴァージル将軍、アルヴィン様は、いつどこで知り合って、そこまで打ち解けているのかな、って」

「……ああ、そうか。リアムは知らなかったな」

「そうなのですか? てっきり、イハルから話してあるものとばかり」

 アルヴィンは何も言わず、黙って酒を……ん? グラスは減っていないと思っていたのですが、どうやら、減った分だけ注ぎ足して飲んでいるようですね。横に、空いた瓶が転がって……あっ!

「イハル、アルヴィンから酒を取り上げてください!」

「いきなり何を……ああ、飲み過ぎだな」

 言うなり、アルヴィンの隣にいたイハルが、ひょいと瓶を取り上げました。ついでに、グラスも取り上げて、一気に飲み干して……酒豪はいいですねぇ、酒の始末が簡単で。

 ああ、リアムも察して、アルヴィン側の瓶とグラスをさりげなく移動させましたね。

「これだけ飲んだら、じきにアルヴィンは寝るか」

「大人しく寝てくれればいいのですが……」

「アルヴィン様は、お酒が入るとトラになる人なのかな?」

「とら……?」

 それが示すものが理解できなかったのは、私だけのようです。イハルは噴き出した後、頷いていましたから。

「ヴァージルにわかりやすく言うと、酒が入ったら暴れる人間だな。まさにアルヴィンたちそのものだろう?」

「ああ、確かにそうですね」

 バラクロフ家の酒癖の悪さは、兄妹そろって有名ですから。しかも、顔に一切出ないあたりが、なおさら凶悪です。

 ところで、とら、というのは、どこの国の言葉でしょうか。まあ、大概、その辺りの謎めいた言葉は、セイライ国由来という場合が多いようですが。

 ちなみに、イハルは酒にはめっぽう強い人間です。初めて会って、そろそろ十一年ほど経ちますが、今まで、酔ったところはもちろん、二日酔いに苦しむところも見たことがありません。逆に私は、それほど強くはないので、宴などではひかえめにしています。

 酒に関する失態に限れば、インティーヴァスの収容所を解放した際の宴で、うっかりセイガ隊長につかまり、あの勢いに押されて飲まされたことでしょうか。つぶされた挙げ句、目が覚めたらユノさんの顔が目の前にあって、心臓と呼吸が止まるかと思いましたよ。

 今でしたら、好機とばかりに、さらに接近するところですが……あの時は無理でしたね。

「……助言ついでに、エレンもアルヴィンと同じ……いえ、アルヴィン以上に酒癖は悪いですよ? 酔っていない素振りのまま、着実に酔っていって、いきなり暴れますから」

「アルヴィンはまだ量を加減してやれば済むが、エレンは無理だな。二回ほど居合わせたが、どこが限界か、見ていてさっぱりわからんかった」

 イハルとそろってため息をついたところで、フラリとアルヴィンが立ち上がりました。どうやら、始まるようですね……うんざりです。

「なー、ヴァージルにイハルぅ。エレンは可愛いだろぉー?」

「……そうですね」

「……そうかもしれんな」

「うんうん、エレンちゃんは可愛いよね」

「おぁー、りゃーみゃ、わきゃっちぇきゅえゆきゃー」

 ああ、立ち上がったことで、一気に酔いが回ったようですね。もはや、何を言っているかも理解できません。

 ということは、今日は暴れないでしょうが……本当に、頭の痛い兄妹ですよ。

 ヨロヨロしながら、アルヴィンはリアムの背中にどっかりと取りつきました。幸いにも、今日はぐだぐだと管を巻かれずに済みそうです。

 背中に張りつかせたまま、リアムは平然と酒を移動させました。

 ……彼になら、エレンも任せられそうで何よりです。

「それで、三人が仲良くなったのはどうして?」

 たいして面白い話ではありませんが、そんなに聞きたいものでしょうか?

「俺の、傭兵としての初仕事の絡みだな」

「ああ、なるほど……それで、ああだったんですね」

 まさか、あれがイハルの初仕事だったとは……それは知りませんでした。ですが、初めて人を殺したのなら、ああなるのも納得です。

 たとえ山賊といえども、生きている人間ですから。自分の手で殺したあの感触は、死ぬまで忘れられないものでしょう。

「軽い仕事として、山賊退治の一団に混ざったんだが……初めて人を殺して、情けないほど動揺していたところに、騎士団がやってきてな。若手の実戦経験のために、一部を派遣したらしい。そこで、従騎士のヴァージルと会ったんだ」

「懐かしいですね。セイライ国民の外見的特徴を理解していた父が、イハルを質問攻めにしていたのは、本当に申し訳なく思っています。何でも、ゲルト隊長を探していたそうで、彼の好みそうな傭兵には片っ端から声をかけていたらしいので」

「ああ、それでか。俺が初仕事だと思わず、すでにゲルト隊長のお世話になっていると思っていたわけだな」

「恐らく、そうでしょうね」

 ユノさんは特に幼く見えるようですが、他の方を見ても、確実に一、二歳は若く見えますからね。年相応以上のイハルは、あの時、十歳とは思えませんでしたし。

 ……今頃、ユノさんは何をしている……いえ、何を話せと、エレンたちに迫られているのでしょうね……。

 当時、父に聞いたところ、ゲルト隊長は、あの時の数ヶ月前まで、宮廷騎士団の傭兵部隊長をしていたそうです。それが、後任も決めずにいきなり辞めたのだとか。その理由が、未熟な傭兵の指導に当たりたい、という話だったそうで。その上、誰にも行き先を告げなかったそうで、父は必死に探し回っていたらしいです。

 ちなみに私は、当時の傭兵部隊に知り合いがいなかったため、あちらのことはまったく知りませんでした。

「ヴァージルと同じくらいだと思い込んでいたらしくてな……他国の人間にはそう見えると、実はその時初めて知ったんだが」

「まさか、詫びたいからという理由で、強引に城へ連れ帰るとは、私も思っていませんでしたよ」

 父は、自由な人でしたからね。時々、あれで騎士団長が務まっているのが不思議になるほど、根っからの自由人でした。

 もっとも、有事の際は、間違いなく騎士団長でした。あの姿を見れば、団長と慕う騎士(エクエス)ばかりであったことも、私としては納得のことでしたね。

 今でも、父のことは、自慢に思っています。

 あの自由振りを真似る気はありませんが、父のように、慕われる団長でありたいとは思っていますよ。

「そうしてイハルを城へ連れ帰ったくせに、滞在させている間の世話は私に丸投げしてくれましたからね……ついでに、アルヴィンにも引き合わせておきました。傭兵にも、騎士や貴族とのつながりは、あった方がいいようですから」

 この時、エレンには会わせませんでした。ドナに威嚇されるので、近づきたくありませんでしたから。

「アルヴィンも、第三王子の乳兄弟だけあって、俺が一緒にいても何も言わなかったな。お前たちと懇意にしている第三王子も、相当肝の据わった人間だったしな」

「それはそうでしょう。あの方は、エレンの本性を知る前限定ですが、エレンに「嫁に来い」と言い放った方ですよ? 本性を知ってからは、振り回されるだろう周囲を慮って、求婚は一応なかったことにしましたが、それでもエレンとは親しくしていたようですね」

 あのエレンのことですから、王子に嫁いだとしても、そつなく生きていくとは思いますが……いかんせん、本人にその気がありませんからね。何より、しょっちゅう竜で飛び回る妃は、いろいろと問題がありそうですし。

「……ヴァージル将軍たちの見る目がないだけで、やっぱりエレンちゃんはモテるんだね」

「見る目ではなく、好みの問題です」

「俺は、強い女は好きだが、気の強い女は好かん」

 そうですよね。イハルに初めて好みのタイプを聞いた時から、その答えは変わりませんから。

 ユノさんはともかく、お姉さん方は確かに、エレンとどこか似ている方々でしたから……後半部分がイハルの好みではないでしょうね。

 何より、その条件に合致する女性など、この世には存在しないと思っていましたよ。

「そもそも、グレースさんが解放軍に参加したこと自体、相当奇跡的な出来事ですよね」

「そうだよね。って、そうそう。イハル隊長は、グレースちゃんに結婚を申し込んだ時、何て言ったの?」

 飲みかけていた酒を、噴き出すか飲み込むかで、どうやら迷ったようですね。すさまじい顔で、イハルが硬直していますよ。

 確かに、そんなことを不意打ちで聞かれれば、私も同じような反応をすると思います。

「ヴァージル将軍の場合はね、ユノちゃんに聞けば全部話してくれるけど。グレースちゃんには、私は迂闊に近づけないし、あの子に聞くのは、やっぱり酷だからね」

 ……い、一応、私は、他人に聞かれて評判が落ちる真似は、していないはずですが……。

「……聞きたいなら、グレースに聞いてこい」

 イハルが赤くなるところを、初めて見ました。仏頂面が基本ですが、人並みに照れることもあるんですね。

 グレースさんは、機微には疎いそうですからね……よほどはっきりと、わかりやすい言葉で伝えたでしょうから、イハルがもう一度言うには、相当の度胸が必要でしょう。

「そういうお前は、あのエレンからどうやって、結婚の承諾を引き出す気だ?」

「ああ、それは私も、少し気になるところです」

 何しろ、あのエレン相手ですから。

 酒で満たされたグラスを、軽くユラユラと揺らして、リアムは考え込んでいるようです。

 ……今気づいたのですが、隣に置かれた空の瓶は、リアムが空けたのでしょうか。それとも、彼の後ろで完全に眠っているアルヴィンのものですか? ……恐らく、リアムでしょうね。

 まさか、リアムも、アルヴィンたちの同類じゃありませんよね? できれば、イハルの同類であって欲しいのですが……。

「そうだね……『今まで売れ残っててくれてありがとう。でも、今ここで、私が残らず買い占めてもいいかな?』って聞こうと思っているけど」

 感心して、思わずため息をついたところ、イハルも苦笑いでため息を吐き出していました。

 エレンの気持ちが、結婚してもいい方向へ傾いている時に、その言葉を伝えたとしましょう。恐らく、少し迷った末に、エレンは頷くと思います。

 常日頃、エレンは誰よりも、より現実的なことを考えています。ですが、愛読書が恋愛物語であることは、陛下からアルヴィンに伝わっているんですよ。それも、さまざまな形で運命的な出会いを果たした二人の、よくある物語らしいですね。

 恐らく、現実に期待しない反動なのでしょうが……リアムの言う、意外と女の子らしいところ、というものも、持ち合わせてはいると思いますよ?

「狙い目は、ユノちゃんか陛下、グレースちゃんの子供が生まれた時か、リディちゃんが結婚を決めるかした時だと思っているんだけど……どうかな?」

「……いいんじゃないか?」

 投げやりにイハルが言うと、リアムはニコッと微笑みました……が、その笑みは、無性に腹黒くて、その上嫌な予感がするのですが?

「じゃあ、イハル隊長もヴァージル将軍も、頑張ってね? アルヴィン様は……もう寝ちゃったかな? しょうがないから、二人から伝えておいてね。あとは、リディちゃんだから……ジャレッド副将軍だっけ? そっちは、ヴァージル将軍から、ぜひともガンガン発破をかけてもらえるかな?」

 ……果たして、このリアムは、酔っているのでしょうか。それとも、イハルのように、完全な素面でしょうか。

 酔っ払ってこれ、は確かに怖いのですが、素面でやられると、もっと恐ろしいので。できれば、すっかり酔った果ての言動であって欲しいものです。

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