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UMA.  作者: 嵩元
6/6

vs龍 その2

バンケンとコジローおかげで助かったが,どうやって龍を倒そう。


「リウスよ,何か倒す方法はあるのか?」


「ない」


「そこはなんか考えろ」


「とりあえず...炎福音ブレイズゴスペル!!  」


俺は龍に向かって炎を放った。が ...


「やっぱり効かないか...」


「うーむ,とりあえずきく攻撃がないか探ってみるとしようか。それとこの気配察知が効かない状態でははぐれたデイゴたちがどうなっているかも分からん。それもなんとかしないといけないな。」


「そうだな,とりあえず弱点を探すぞ。炎殺フレイムスレイ!!」


炎殺は炎を剣のような形にして一撃で命を狙う時に使う能力だ。実際の武器に炎を纏わせて使うこともできる。

俺は漫画でありがちな目が弱点とかいうのがないかと思い目を狙ってみたが,避けられてしまった。


ウォーーーーー!!


しかも龍を怒らせてしまった。


「あまり怒らせるなよ,リウス」


「さっさと倒せ,これだから人間は...」


コジローとシモンは戦ってないくせに文句が多い。

しかしなんで避けられたんだろう。けっこうスピード出てたのにな。龍って目,いいのか?


「文句あるならお前らがやれよ。」


いろいろ言われるのも面倒だったので言い返してやった。


「リウスよ,さっきの技はいい技だったぞ。」


「おう,けっこう良かったぞ。」


手のひら返しとはこの事だ。まじでなんなんだ,コイツら2人。命が掛かっている時なのに戦うのを面倒くさがっている。ある意味大物だ。


「まあ,少しは協力してあげよう!リウスよ,援護するぞ!」


「ニャ,面倒くさい。肩に乗ってる。」


まあいい。さっさと倒さないといけないからな。


「ちゃんと見てろよ!」


そういうと,俺は龍に向かって飛んだ。

得意のジャンプ力を活かして,思い切り乗っていた船を蹴って飛んだ。


炎殺フレイムスレイ!!...からの火炎撃!!」


俺はとにかく龍に向かって剣を振り回した。龍の弱点を探すのが目的だ。


「うぉーーー!!どっか当たれ!!」


炎で龍が包まれる。


ウォーーーーー!!


「うわっ!」


「ワン゛!」


俺はもう一度バンケンによって宙に浮いていた。


「なんだ?アイツ怒り出したぞ」


コジローの言葉で我に返り状況を確認した。

攻撃を受け続けたことにより,龍が怒り出したのだ。

とりあえず,危険なのでコジローたちと共に,龍から距離を取り,近くのゴツゴツした大きな岩の上に避難した。


「おもしれー!アイツめっちゃ怒ってやんの,これが,逆鱗に触れるっていうやつか!ハハハハハ!」


この状況でシモンはバカなことを言う。


「ん?逆鱗に触れる...もしかしたら本当に逆鱗に触れたのかもしれんなあ!」


コジローが言う。


「んなことあるか!そこが弱点だったらかわいい奴だよ龍は。」


そう言いながらも俺たちは龍を観察する。

見ると怒りながら龍は首元を気にしていて...


「本当にあるじゃん。逆鱗...」


「そこが弱点なのかよ...。...かわいい奴だな...」


龍の逆鱗(弱点)は逆鱗だったみたいだ。そこを狙えばいいのか,希望が見えてきたって感じだな。


「おーい!リウスくん!コジローくん!大丈夫ー?」


「ルナ嬢ではないか!無事で何より。」


突然声が聞こえたと思ったらルナだった。みたところルナは無傷で元気そうだ。


「俺たちは大丈夫です。デイゴやダッシュは見てませんけど。」


「そっか,無事だといいけど,あっ,でもデイゴくんはさっきちゅんすけくんと話してる声が聞こえたから多分大丈夫。」


「心配なのはダッシュですね。あ,ルナさん,俺,龍の弱点見つけましたよ。」


そういうと,俺はルナに説明した。


「へー,なんか面白いね」


ルナもそんな反応をしていた。


「でも弱点がわかったのならそこを狙うまでだね。デイゴくんやダッシュくんとも合流したいし。

よし,これからは龍の首を狙っていこう。私とリウスくんが主力として攻撃して,コジローくん達とシモンさんがサポートにまわる攻撃態勢をとろう。」


「「了解です!」」


ルナの統率力はすごいな。嫌がってたコジローをもまとめ上げている。シモンは相変わらずサボろうとしているけど。


「リウスくん,準備はいい?」


「はい!大丈夫です!」


そういうと俺とルナの2人は龍へと飛びかかった。自慢のジャンプ台で思いっきり跳んだ。

そしてルナのジャンプ力もすごかった。イータとの契約で身体能力が上がったって言っていたからそのせいかもしれない。


ウォーーーーー!!


龍は俺たちに気づくと咆哮した。相変わらず龍の威圧感はすごくて,咆哮だけで空気がビリビリ震えた。

だけど何故だか俺は怖くなかった。シモン達の呑気さで緊張がほぐれたのかも。


「ほい」


!?

ルナが龍の頭の上に飛び乗った。そして龍の目を目掛けてナイフを突き刺した。


ウォ゛ーーーーー!!


龍が怒った。


「リウスくん!これ!」


ルナが小刀を俺に向かって投げ渡した。


「なるほど」


「リウスくん!今だよ!」


「ありがとうございます!炎殺!幻炎刀!」


飛びかかった勢いに乗り,目に負えない速さで,刀に炎を纏わせて振り下ろした。


ガキーーーン!


!?


今何が起こった?


「嘘...」


ルナも驚きの声をあげている。

俺の刀は龍の手で受け止められていた。


「なんで今の受け止められ...じゃない,なんで今の攻撃を予測できたの?目は塞いでたのに...」


ルナが困惑した様子で声を漏らしていた。


確かになんでだ?

なんで二度も攻撃が読まれるんだ?今回は目は塞がってたのに。

いったいなんで...

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