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ミーティア・ドランク

 主人公って誰だったっけ?

「A。応答無し。

殺られた模様です。」

「ッ。使えない。」

最強のコックが相手だと知らなかった外の輩は悪態を吐いた。

「仕方無い。

B・Cはそれぞれ別の場所から潜入。

屋敷内の人間全員始末しろ。」

無線に死刑執行の命が響いた。









この先にこの屋敷の夫人が居る。

ならず者は前情報で聞いていた。

いくら屋敷の主が強かろうと家族を人質にすれば殺せる。

そう考えたのだ。



「この先の大きな扉だ。」

Bのリーダーは無線で伝えた。 「貴族の女だとよ。旦那殺ったら好きに出来るって考えるとサイコーだなぁ。」

「いやぁ、旦那の前で喘がせる方が良いだろぉがよぉ。」

「娘も居るんだろお?

母娘一緒に楽しんだ方が興奮するぜ。」



無線に響くのはドブや塵屑を詰め込んだような下衆な会話ばかり。

この男達は元々は女子どもを売り捌く人身売買組織の構成員だった。

邪魔な奴等を排除した上で商品を奪い、漁ろうと考えていた。



吐き気を催す下衆。

しかし、同時に魔法使いとして一級の集団でもあった。

足音を消し、扉に近づく。

残り数m。

バァン!!


その時爆音が響いた。

静寂がその音を更に際立たせる。

ギョッとするBの面々。

気付かれた。嵌められたと思った。


扉に手を掛けて開ける者が居た。

白く、細い、暗闇でも目を惹く華奢な指だった。


「なぁーにぃー?ぁにゃたにゃーのぉー?」


読んで下さる皆さま。評価して下さる皆様、ブクマ、お気に入りユーザーにして下さっている方々、有り難う御座います。

次話も頑張って作っていきます。


なお、他にも色々連載中ですので 他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。






 感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

 尚、「小説家になろう」に登録していなくても感想は書けるようになっています。

 厳しい評価、お待ちしています。(ツイッター的な何かでの宣伝もお待ちしています。)

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