狩人(KARIUDO)
前回発覚したピンチ。
しかし先ずは爺やさんとの合流を優先したのだが……………
屋敷の周囲には招かれざる客が多数潜んでいた。
洞窟のならず者グループとは違う…馬車を襲ったグループだ。
わざわざトーヤ&ジーヤの2人に自分を尾行させ、アジト内に潜み、2人を撒いた後でここまで来た。
しかし、その甲斐有って屋敷は静か。
絶好の襲撃日和である。
「配置は?」
通信魔法に問い掛ける。
「A完了」「B完了」「C完了」
全班配置に着いた。
偽従者ことボンゴが指揮を執るなか、屋敷の完全包囲が完了した。
「これより襲撃を開始する。Aは先ず屋敷に潜入。複数箇所で火を放て。」
「了解。もし、起きている者を発見したら?」
「速やかに始末しろ。その場の全員でだ。」
その声には人の命を何とも思わない冷徹さがあった。
「了解。潜入開始。」
正面の門を静かに開けると、10人近い黒ずくめの男達が音も無く屋敷に忍び込んだ。
狩り(ハント)が始まった。
本当に大丈夫なのか?
不安に駆られながら暗い森の中を走る。
「言ったでしょう?コックに守らせていると。」
「そう、言ったって。割、と…本気で襲撃されてますよ。
1人で、何が出来るんです?」
●イバックの名前で安心したが、彼は異世界にはいない。
最新作。「沈黙の異世界」の撮影にでも来て無い限り、あり得ない。
あったら見たいな、ソレ。
「問題有りません。台所では敵無しの彼ですが、今日は特に張り切っていましたので。
賊の二つ三つなら蹴散らすでしょう。」
「張り切ってた?なんでまた?」
「お客様が料理をいたく気に入った様子だったとお伝えしたところ、『明日は昇天するようなのをお出ししよう』と、闘志を漲らせていました。」
犯人。俺か………………。
毎日更新されるはずなので明日も宜しくお願いします。




