メンドクセー
「家の者に訊いてきました。学校に問い合わせたところ、無事だそうです………。」
ビンゴ。賭けには……オホン、推理は正しかった。
にしても……矢鱈早いなぁ。
ま、いっか。
「なっ!」
思わずドヤ顔になる。
いやぁ、掠りもしてなかったら如何しようか?なんていう心配事は杞憂で終わって……マジ良かった。
「良かった………良かった……!テレシーは………テレシーは……無事なのですね!
あれは………………嘘なのですね。」
テレシーちゃんというのか。
さぁて……テレシーちゃんの無事は確認できたが……問題はその後だ。
「では……では私は……………………!」
さっき迄晴れていた顔が又ブルーハワイになった。
「では…私は……………………私はなんて事………を?」
無理も無い。
脅されてたとはいえ、親や使用人たちを売るような、下手をすれば命の危機に直結するような事態を引き起こそうとしていたのだ。
安堵と同時に今まで恐怖で蓋をされていた罪悪感で潰されそうなのだろう。
ツッ!あぁーあ!メンド‼
てられっかよ!
「オメーが今流した情報は?どんなモン流した?」
「……………………………………………………………………………」
ハァ………………メンドくせー……………………………。
やるっきゃねー………………かな?
「合図を引き延ばしておいて。」
メンドクセ。
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