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雑だが理にゃぁ適ってる

 こういう時の対処は、先ず落ち着く事って訊きますよね。

ランプを動かす手が驚きで止まる。

 「え……それ…はどういう?」

 「お前さん、学校から来たんだろ?

 多分、学校から『迎えが来た』とでも言われて馬車に乗ったんだろ?」

 「はい?」

 「で、乗ったら偽従者に脅された………。だろ?」

 「はい。」

 「ん!なら安心だ。お前の友達は学校に居る!」

 面喰った顔。鳩が豆鉄砲を喰らった顔。前を歩いていた奴に肘鉄砲噛まされた顔。狼男が銀の弾丸を喰らった顔。

 そんな顔をしていた。

 まぁ、それもそうだろう。

 さっき迄彼女は『友達が囚われていた世界』に居た。

 しかし今。彼女は『友達が無事な世界』に叩き込まれた。

 気が動転してもしょうがないだろう。

 が、おそらく俺の推理に間違いは無い。

 『おそらく』

 一応、その言葉を付けてはいるが、確証はある。

 「わざわざ貴族令嬢を脅すのにそこまでのリスクを冒す必要は無い。

 君一人を攫うのだって非常に危険を冒していただろう。

 その時だって、『迎えだ。』と言って学校の外に誘き出す手段を取っていた。

 そんな連中がわざわざ君を脅すために別の人間を攫うとは思えない。

 脅して思考をある程度制限させれば今の俺の様に考える事は無いだろう。

 それならば、君は従順なスパイとして機能する。

 それに、君の両親も言っていた。『寄宿舎の警備は万全だ。』と。

 力ずくで攫われた。って事はねぇだろ。」

 まぁ、そのクセにこうやってアリシア嬢を攫われてちゃ仕舞だな。

 「ま、一応、後で君が奴等に吹き込まれた『攫った友人』が学校に居るか否か、訊いてみたらどうだい?

 食事の時に連絡云々言ってたから連絡手段が有るんだろ?」


 感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

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 厳しい評価、お待ちしています。


 なお、他にも色々書いているので他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。


 読者の皆様、ブクマ、評価して下さる皆様、有り難う御座います!

 読んで下さる方が居る。という事実は非常に嬉しいです。

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