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Beast WING  作者: FRAYZ
7/90

強さ

冨田はスタメンの円陣に加わり、鈴木監督の話を聞いていた。しばらくするとブザーが鳴り、鈴木監督がスタメンを送り出す。

ジャンプボールは冴島。相手のジャンパーも190cm近くはあったが、圧倒的な高さでマイボールにする。蛇川がボールを運び、キャプテンの佐倉のスクリーンを使ってフリーになった冴島がパスを受け、左にフェイクを1つ入れ右に進みレイアップを決める。この時、冴島のマークはジャンパーのセンターだったため、まるでついていけなかった。

開始2分、冴島のオフェンス力と蛇川のスティールからの速攻で10-2と圧倒。海津南がタイムアウトを請求。

「上出来だがジャンプシュートへのチェックが甘い。全員厳しくいけ」

鈴木監督から支持が出る。

「それから冴島、ダブルチーム来るかもしれんが上手くやれよ」

「はい」

ここまで冴島8得点、蛇川2得点。当然マークは集中するだろう。

タイムアウト明け、セットプレイで得点を許しこちらのオフェンス。冴島にボールが渡り、ドリブルを1つついた瞬間にダブルチーム。センターとSFの選手だった。冴島はもう1つドリブルをつき、逆サイドコーナーにキラーパス。冨田が受け取り、コーナーからスリーを決める。

「しゃあ!どんどんください!」

冨田が大声で言う。

試合はその流れのまま進み、1Qを28-10。冨田も2本のスリーとミドルを決め8得点、冴島は14得点と何本かのアシストを記録した。

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