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17話 ダンジョン

階段を下ったところにある広場には異質なゲートがあった。



ゲートには魔法陣が刻まれている。


とりあえず列に並ぶ。


職員の案内で冒険者たちが次々とゲートに入っていく。


私の番が来たみたいだ。


「冒険者証を見せてください。」


そう職員が言うので冒険者証を見せる。


「CCですね。どうぞお入りください。」


そう言われてゲートに通される。


ゲートに入ると魔法陣が光を纏い始める。


視界が光に包まれる。


うーん、なんかデジャヴ。


光が収まるとダンジョンの中に移動していた。


ダンジョンの中は魔力で溢れている。


最初のダンジョンとは違って洞窟のようだ。


さて最初に出会うモンスターは何かな?


しばらく道なりにダンジョンを進んでいく。



不意に通路の奥からペタペタと足音がする。



モンスターのお出ましかな?


通路を進んだところにいるのはゴブリンだった。


グギャキャ


私を見つけた瞬間にそう言って襲いかかってくる。



「【初級火魔術:ファイヤ】」


ボンッ


炎がゴブリンの頭に直撃し、そのまま頭が爆ぜる。


こんなもんか。


最初のダンジョンであったスケルトンは耐えてきたけど。


階層が低いのだろうか?


ゴブリンは光になって消えた。


ゴブリンがいたところには光る石が一つ落ちている。


魔石だ。


ダンジョンの魔物は倒すと素材を落とすのではなく魔石を落とすのだ。


この魔石が冒険者ギルドでは討伐の証明になるらしい。


異空間にしまっておく。


手応えがない。


とりあえず最初のチェックポイントまで一気に進んでしまおう。


「ふふ♪ふふふーん♪ふーん♪」


鼻歌を歌いながらダンジョンを進んでいく。


そして出会うゴブリンたちを片っ端から魔術で殲滅して魔石を回収していく。


魔術よりも剣の方が早いな。


それに私に合ってる気がする。


外に出たら剣も見に行こうと。


そんなことを思いながらダンジョンを駆け抜けていくと、下の階層にいく階段についた。


そのまま下の階層に下がる。


まだこの階層もゴブリンのようだ。


しかし上の階層とはだいぶ強さが違うみたいだ。


まず数が多い。


さっきはいても2、3匹ほどだったがこの階層では5匹ほどでまとまって行動している。


それに粗末だが武器も持っている。


まあ関係ないけどね。


「【初級火魔術:ファイヤ】×5」


残念ながらまたゴブリンたちは弾け飛んだ。


さあ、どんどん行こうか。


ダンジョンで鼻歌は流石におかしかったようで、すれ違う冒険者たちに見られたがローブを被っているので問題はない。






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