↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
懲りない私のアクアリウム史  作者: 鶴見 日向子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/5

え?欲しい!

今はいろいろ進化しています

それは数年前、上京した時に、ふと立ち寄った水槽コーナーでの出来事。


「え? ゼブラチョコレートグラミー??」


その種類名に、私は目を丸くしました。


「え? え? チョコレートグラミー? あの懐かしの?」


もう、水槽の前から離れられません。


大昔、熱帯魚図鑑の写真でしか見たことがなかったお魚。


チョコレートグラミー。


とても繊細で、「すぐ死ぬ魚」として頭に焼き付いていました。


でも、動きがとてもユーモラス。


そして繁殖は、雄が口の中に卵を含んで孵化させるという、マウスブリーディング。

(雌の場合もあるそうです)


「いつか上級者になったら飼ってみたい。というか、実物を見てみたい」


そう思っていたお魚が、目の前……に……。


「記憶と違う!」


こんなにカラフルじゃなかった。


もっと体高があったはず……。


そこで初めて、チョコレートグラミーの仲間だと知ります。


お店の方が、


「昔ほど難しくありません」


と説明してくださいました。


――が。


『昔ほど』は頭の中でスルー。


『難しくない』だけが、しっかり残りました。


「ほ、欲しい!!!」


もう、水槽の前から動けません。


その熱意を感じ取ったらしいお店の方が、


「水槽はこちらで……」


という感じで、飼育用品の説明まで始めてくださいます。


しかし。


「あの……家が九州なんですけど……」


店員さんの手が、ピタリと止まりました。


「宅配はしておりません」


うおおおお!!!!


なぜなぜなぜ???


でも、私はそこで考えました。


「そうだ。私が憧れていたのは、『チョコレートグラミー』の本家――というのか?」


ならば。


この黒歴史を踏みつぶし、肥料として、


ずっと記憶に残っていたチョコグラへ進むのだ!!


『昔ほど』を頭から吹き飛ばし、


『難しくない』だけを残して。


憧れだけを胸に抱え、私は飛行機に乗って自宅へ帰ったのでした。

この出会いがなかったら、後からのチョコレートグラミーにつながらないという

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。