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「とりゃっ」

「あぁぁぁーっ!」


始まると同時にコウメイがルチアに吹っ飛ばされた。コウメイはそのまま浮島から落ちて行く。


「よし、次!」

「さすがアクションゲー好きだな…」

「このミニゲーは放棄することにするねー」


シンの隣にいたカズがそう言いながら浮島の外へダッシュし落ちて行った。


「あ、ちょおま」

「覚悟ー!」


間一髪でルチアの一撃をシンがかわす。しかしルチアの猛追は止まらない。


「逃げてばっかりじゃ勝てねーぜ?」

「ちっ…」


いつの間にか浮島の端まで追い詰められていた。


「くそっ…俺だって伊達にゲーマーしてねーぜっっ!」


シンは渾身の一撃を放つ。しかしそれがルチアに届くことはなかった。


「遅いっ!」


ルチアのとどめの蹴りがシンに当たろうとしたその瞬間─



『よぉ、みんな。ずいぶんおしゃれなメガネしてんじゃねぇか』



外の世界から透き通った声がした。


にょん天メガネを外すと、そこには黒髪の爽やか系イケメンさんが立っていた。


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