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「ねーねー、ハルカちゃんも一緒にやろーよー」


コウメイが私の服の裾を引く。


「え、あ、私はみんなの見とくからっ」


"ゴリパ"などしたことがない。むしろほとんどゲームをしたことがない。

今プレイすればゲーマーでないことが一瞬で知られてしまうだろう。


「4人プレイなんだから貴様はギャラリー決定だ」

「おい、シン!ハルカちゃんに失礼だろ!」

「わ、私のことは気にしないでいいですから」


はっきり言ってシンの言葉は救いだった。なんとか誤魔化せそうだ。


「じゃあハルカちゃん、とりあえずインだけしててー」


カズにメガネを渡される。

にょん天堂のこのゲームは最新の自己体感型なのだ。専用のメガネ型コントローラを着用することでゲームのキャラと一体になったような感覚を得ることができる。

友人と一回だけしたことがある。


(インって言うのはログインのことだよね…)


頭の中の記憶の引き出しを全開にしてなんとかゲームを起動した。


すると自分の目の前に"ゴリオ"が姿を表した。


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