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イケメンに興味ないって言ってるのに―!!  作者: Mist
4月~桜の季節です
25/34

桜の木の下で

昼食後、読書タイムに入った僕の前に、誰かが立ったよ


ちらっと見てみると、颯君だった


颯君の手の中には小説が


読書に来たんだね


そっか、読書が趣味だって言ってたもんね


ちょっと寄って、颯君が影に座れるようにスペースをあけると、颯君は嬉しそうに座ったよ


「何読むの?」


僕が本から目を話さずに話しかけると、颯君は最初キョトンとしたけど、ニッコリ笑って答えた


「これ」


颯君の手の中には洋書が


「なるほど」


僕が読書に戻ったのを確認して颯君も読書を始めたのだけど


30分後くらいに読書を中断させられた


いおりんによって…


「雪ちゃ~ん。颯く~ん遊ぼうよ!!」


いおりんの右手にボール、左手に鏡君をつかんでいる


ああ、鏡君つかまったんだね


ふといおりんの後ろをみると、流君と幹君も強制参加らしく、僕達を待っていた


「いいよ、何するの?」


僕が栞をはさんで立ち上がると、颯君も立ち上がった


「バレーボールだよ☆」


ココは山といえども、面積的にはバレーボールが出来なくもない面積だし…大丈夫か


「いいよ、チーム分けは?」


「じゃんけんしようよ!!」


いおりんはグーとパーね?と言って笑ったよ


3対3になるね


本を彩に預けて、いおりん達とじゃんけんをする


「ぐっとぱっ!!」


いおりんの言葉に一斉にグーかパーをだす


颯君→パー


流君→グー


いおりん→グー


鏡君→パー


幹君→グー


僕→パー


だった


「私は、流君と久君と同じチームね」


「僕は颯君と鏡君だね。よろしく」


「ああ、よろしく頼む」


鏡君はなんだか疲れてるように見えるよ…


鏡君…お疲れ様


「よろしくね」


颯君は何故か楽しそうですね


ルールは、一チーム3回まで触れる事が可能で、3回以内に相手に返す事。


そして、落としたら負け


っと言った簡単なものだよ


僕といおりんでじゃんけんをして、サーブはいおりんからということになった


「いっくよー」


バレーをして思った事は…


いおりんはやっぱり男の子だったよ…


後、颯君運動神経良いんだね…吃驚したよ


鏡君は、いおりんに対して熱くなるんだね…試合


結構楽しかったよ!!


結局一点差で僕達が勝って、試合は終わったよ


良い汗かいたね☆


彩のもとへ戻ると、水分を渡してくれたよ


「ありがとう!!」


「よかったね」


「うん!!」


水分を補給していると、流君がシートにお菓子を並べ始めた


「お菓子!!」


僕の反応に流君が微笑んでいます


「どうぞ、召し上がれ」


遠慮することなく、食べようと思います


だって…運動してお腹すいたからね☆


今日はケーキとかはないけど、クッキーとか焼き菓子系に、マフィンやマドレーヌがあるよ!!


「いただきま~す♪」


とりあえず目の前にあったマドレーヌを食べよう



「おいしい!!」


やっぱり流君のお菓子はおいしいです


僕がモキュモキュ食べていると周りで何かを楽しそうに話しているのだけど気にしないし


気にならないのです!!


ちなみに僕が食べる姿はハムスターを想像してくれたらわかると思うんだけど、


ほっぺたを膨らませてモキュモキュ食べるんだ


彩がそう言ってたよ


だから食べる姿については何を言われてもスル―なのさ


あーうまー


少人数ずつのバレーが生徒会の用意したイベントでした


ちなみに試合に勝ったチームにはちゃんと景品として、流君の作った景品用のお菓子をプレゼントしています


あくまで交流会ですからね


というわけで交流会も順調です


もうすぐ花見編も終了です

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