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イケメンに興味ないって言ってるのに―!!  作者: Mist
4月~桜の季節です
12/34

部活勧誘とファンクラブ結成…?


入学式が終わって、僕達は学内探検をすることにしたんだ


快人君は優美香ちゃんに呼ばれているらしいから今は、彩と僕の2人で探検してるんだ


「どこから行こうか…」


僕が学内地図を片手に悩んでいると彩から提案があった


「とりあえず図書室に行かない?」


図書室は多分良く利用することになりそうなので賛成だね


「じゃぁ図書室に行こうか」


2人で地図を見つつ歩いていると、知らない人…先輩かな?に話しかけられた


「ねぇ、君達新入生だよね?」


「そうですけど…何か用ですか?」


先輩…男の人ね…に聞けば、部活の勧誘のようである


「あー俺さ、野球部なんだけど、マネージャーをしてくれる子を探しているんだけど、君達興味ないかな?」


野球部ね~


「興味ないです」


彩がきっぱりと言った


「僕も興味ないや」


先輩を放置して再び歩き出すと、また違う人に話しかけられる…


うっとおしいのだが…どうにかならないだろうか…


何回か断っては話しかけられ…を繰り返していると、人が集まっているところへ着いた


…どうやら女の子が先輩のしつこい勧誘につかまっているようだ


「雪…アレって美玖ちゃんじゃない?」


どうやらしつこい勧誘を受けているのは美玖ちゃんのようだ


「…僕ちょっと行ってくるね」


僕が言うと彩はニヤッと笑って送り出してくれた


「美玖ちゃん…」


騒ぎの中心…美玖ちゃんにニッコリわらって声をかけると目元に涙を浮かべた美玖ちゃんが僕の方を向いた


「雪さん!!」


美玖ちゃんの処へ行くと、美玖ちゃんは僕の後ろへと隠れた


「あんた…邪魔しないでくれるかな?」


美玖ちゃんに勧誘かけている男の先輩が僕を睨んだ


「どう見ても、美玖ちゃん嫌がってるじゃないですか…無理やりは良くないですね」


ニッコリ笑って言うと、周りの…特に女子が頷いた


「う…煩い!!」


あ、怒った


「その位で怒らないでくださいよ。」


僕があきれたように言うと、先輩は掴みかかってきた


「女子に手をあげるのは良くないですよ~?」


僕はニッコリ笑って先輩の腕を掴んで…投げた


僕はね、運動するのは好きなんだ―


なんで投げたかというと、どう見ても柔道部な体形で、尚且つ手に柔道部の勧誘チラシを持っているからだ


受身くらいとれるでしょ


周りはキャーとか言っている


「美玖ちゃん、行こうか」


美玖ちゃんの手を引いて輪から出ようとしたら、先輩が起き上った


美玖ちゃんは先輩に言い放った


「私、もう雪さんのファンクラブを作ると決めてますから部活には入れません!!」


…僕のファンクラブ?


「良いですよね?」


美玖ちゃんの身が輝いている…


「…まぁ迷惑をかけなければ…?」


良いよね?


なんか…ファンクラブが出来てしまったようです


僕が茫然としているうちに、ファンクラブが出来て、先輩は先生に連れて行かれ…


僕は疲れたから彩と帰ることにした


本当に疲れたよ…本当


美玖ちゃんは、良く絡まれる子です


いつもは優美香ちゃんがどうにかしていますが、今回は優美香ちゃんがいない状況で、絡まれました


頑張れ美玖ちゃん

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