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喋ったら、死ぬかも知れない。だから俺は、喋りまくる。  作者: 中田翔子
政治と保護

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鬱積の演説


アケビの小噺はつづく。


「チカンといえばね、置き換えると書いてチカンとも読める。そう考えれば世の中はチカンで溢れかえってるんですよ。


なんでも置き換え。数学でもすぐにXに置き換える。チカンが染み付いてる。


それでええんかいなあんたはん方。イヴが高座に上がることで観客は気持ちようなる。その代わりに身を削ってんのは誰や。


イヴか。ちゃうちゃう。イヴは言うたらこの町にとっての重要な資源や。共有財産であるはずなんや。


やのに、町のお偉方はその資源を貪って甘い汁吸うとる。自分らは週ごとの高座の他に特別席まで設けとる。


それで損してんのは?割りを食うてんのは?そう。チケット手に入れへんかったあんたらや。


おかしいと思わへんか?イヴの高座は誰にでも聞く権利があるはずやねんで?やのに上の奴らばっかりが主導権握って、自分らは大枚はたかなみられへんなんて。


大枚で思い出したけど、タイのお米の方のタイ米は粘り気が少なくぱらぱらするから炒飯に向いてるで。


やから、俺が言いたいことは、黙って見とらんと、イヴを奪い返そうやないかってことや」


アケビは力強く言い切った。余計な話もしたが、この演説は多くの人の胸をうった。

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