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第二十四話

簡単な朝食を済ませる。装備のチェックをする。再度、隊長の所に集まった。


「各自配置につけ。赤い花火が上がり次第、攻撃を開始する。確認するぞ。相手は籠城作戦はやらない。攻めてこない限り、同じ所をグルグルと回る。まず初めに、城下街の占拠。そこから、魔王城に突入する」


 オルス達は、新品の棍棒を渡された。なんども握りを確認する。


「狙う箇所を思い出せ。最初は弱い敵だ。だが、段々と強くなっていくぞ」


 オルスは言われた通り、配置につく。正門からだった。門は開いている。跳ね橋も降りている。魔物は気づき、ずっとこちらを見ている。だが、動かない。

 二つの砦から、赤い花火が至る所から打ちあがった。


 作戦開始。


 オルス達、軽装兵が切り込んでいった。中に入ると、想定された位置に、ガイコツ兵がいた。相手が構えるよりも早く、棍棒で叩き潰していく。

 オルスは、胸の鼓動が平常である事を確認した。視界も両脇がちゃんと見えている。

 次々と、ガイコツ兵がオルスの姿を捕らえた。剣を構えようとしていた。


 オルスは低い姿勢で、右ひざを狙って打ち砕く。ガイコツ兵は、バランスを崩した。すかさず、顔面も打ち砕く。すぐに一歩引く。

 襲い掛かってくる気配は感じなかった。視界には、味方が次々とガイコツ兵を倒していく姿が見られる。


「どんどん前に進め。それだけ、俺たちが有利になる!」


 隊長が叫んでいた。オルスは魔王城に向かって駆けていく。

 前方に、槍を持った二体のガイコツ兵がいた。オルスに向かって走ってくる。槍の矛先が引いていく。オルスは立ち止まり、二体のガイコツ兵を見ながら、腰に装着してある短剣を引き抜き、一体に向かって投げた。


 ガイコツ兵の顔に、短剣が顔に当たる。顔が上がる。その隙に、もう一体のガイコツ兵に一気に詰め寄った。

 槍が突き出してきた。左に避ける。両手を砕く。

 もう一体が、体を右に回転させ、突き刺そうとしてきた。だが、目の前に両手を砕かれたガイコツ兵がいて、邪魔になっている。


 オルスは両手が砕かれたガイコツ兵の腹に、前蹴りを喰らわす。二体とも後ろに吹っ飛んだ。オルスは高く飛んだ。両足で一体のガイコツ兵の顔面を砕き、もう一体はグラブで破壊した。すぐに周りを見た。

 劣勢になっている仲間の所へ向かおうとした。


「ウッ!」


 目の前で、仲間が倒れる。後ろの首に、矢が刺さっていた。振り返り、見上げる。城壁上の通路に、一定の間隔でガイコツ弓兵が現れていた。


さあ、始まりました、大乱闘スマッシュブラザーズ。


ところで皆さん、「荒野行動」「PUBG」「フォートナイト」はやった事あります?


いわゆる、バトロワゲームです。因みに、私は「荒野行動」しかやっていません。


時代が変わったなぁと感じたのが、コントローラーではなく、キーボードや、画面で操作する事。


なにより、世界中に繋がり、対戦が出来る事。たった数十年で、こんなに進化するんですね。


次は間違いなく、VRなんですかね。おじさんは、ついていけない……


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