第二十話
翌日、勇者を筆頭に、基本から始まった。
「いいか、教えられる事は教える。だが、最終的には自分で気づくしかない。ただ、剣を振るだけではだめだ。考えて振るんだ」
勇者はオルスに近寄る。
「お前も教えなさい。教えながら剣を振れ。その方が上達が早い」
この日から、オルスも教える立場となった。
「次、避ける訓練」
振るだけの訓練で、仲間たちはクタクタになっていた。避ける訓練の時になったら、みんな、体がふらついている。
「しっかりしろ! そんなんじゃ、魔物に倒されてしまうぞ」
オルスの目から見ても、心配にさせられる。
「これじゃあ、いつまでかかるのかわからない」
「それでも、やり続けないといけません」
それから一週間後、ウラシュと勇者が肩を並べている。
「勇者、基本はできたようだな」
「ええ、基本だけは」
「次はどうする?」
ウラシュが聞いてきた。
「城下街での戦い方ですね。主にガイコツ兵士や騎士との戦い方をしていきたい」
「それは、いつまでかかる?」
「わかりません。最後に、城下街で戦った経験は?」
「勇者の時で止まっている。国王が、これ以上は犠牲を出したくないと言った」
勇者が、奥歯を噛みしめているのがわかった。
「戦わせないと。どれだけの敵を相手にするのか、理解させないといけません」
「どういうことだ」
「問題はその後ろにいる、大型の魔物たちです。相手は一体ずつになります。ですが、とても巨大です。二階建ての民家よりも、高い」
「恐怖で逃げてしまうかもしれないな」
「敵役と味方役になって、戦ってもらいます。訓練で死人がでるかもしれない。そこまで追い詰めないと」
「ここからから少し離れたところに、魔王城と、城下街を建設してある」
「すごい」
「これも、国王からの命令だ。そこで戦わせよう。とにかく、ガイコツ兵士とガイコツ騎士に、簡単に勝てなくてはな」
「魔王城の門が開くと、そこから先はどうなっているか。私にもわからなくてっています。昔のままだといいが……」
魔王城下街の侵攻作戦は、翌日から行われた。
「敵役と味方役になって分かれ、戦ってもらう。目的は、ガイコツ騎士までの魔物には、簡単に勝ってもらうことだ。君たちには、ガイコツ騎士、兵士の攻撃方法を熟読してもらったはずだ」
兵士たちは、ウラシュの顔をじっと見ている。
「今日から基礎訓練に加え、城下街の占拠訓練を始める。以上」
オルスは鉄の鎧を渡された。隣にいる仲間は、紫の鎧を渡された。
「ガイコツ騎士は、確か紫だったもんな」
「紫の鎧を着た者たちは、敵の定位置につけ。地面に丸が書かれてある。そこに着くように。全員がつき次第、開門し、味方役が乗り込んでくる。それを迎え撃て」
オルス達、味方役は一旦外に出て行った。
「全員が配置についた。行くぞ」
門が開く。味方役が一斉に乗り込んできた。オルス達は、目の前の敵役を片っ端から倒していく。
ふと、巨大な敵を書いていた時、思い出したのが「新桃太郎伝説」でした。
敵ではなく、味方なのですが「でか太郎」
とにかくでかい。戦闘画面になる時、フレームに全身が入らないくらいでかい。
口癖が「あっぽー」間違いなく、とあるプロレスラーのパ・・・・・・
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