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ロンリネス

105、ロンリネス


洗面台の前で 寝ぐせのまま見つめる 鏡の向こうの自分 愛失った花のよう

軽く握った拳 そのもろい強ささえも 二本並ぶ歯ブラシに 静かに儚さへと

不安定な気を立てて やおら歩き出す カレンダーの日付見て 瞳の奥が熱くなる

いとしい君が消えて ちょうど一ヶ月経つ この頃 何をしたかも記憶に残されてない


孤独な日々が心に 鋼の強さ与える

一人で強く生きていく 次の愛に出会えるまで・・・


初めて君と会った あの店の美味い酒 憤り抑え込んで 今日も一人で飲んでる

薄暗い灯りの下 薄紅色の唇 緩んだときの君に静かに愛に注いだ

眠らない街の隅で 口付けを交わした夜 “知らないことばかり”が“少し知った”に変わった

帰りタクシーの窓の外を 切ない瞳で 過ぎ去る光の先に何が待っているというのか?


君の全てを忘れると 決めた誓いはどこかに・・・

話知れられない君の事を また今日も探してる


孤独な日々が心に 鋼の強さ与える

一人で強く生きていく 次の愛はいつなのだろう?


孤独な日々が心に 鋼の強さ与える

一人で強く生きていく 次の愛に出会えるまで・・・


十四歳の尻の青い小僧が、大人の恋愛を綴った結果・・・

どうなんだろう。

大人の世界観とはどのようなものなのか。

でも、思春期の中学生よりも、なんだか複雑な気がする。


ロンリネス――孤独とは出会いがあるからこそ生まれるもの。


その出会いが一つの大切な経験となるのではないだろうか――?


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