sunlight
136、sunlight
昨日の道 小さな石に躓き 転んで負ったかすり傷
悔しくて 誰かのせいにしたり 寝る前に一人で泣いたり
昨日までの全ての想い 背負いながらも新たな日を連れて
朝の雲 その隙間から昇る 太陽が光を送り出す
「何かが終われば 何かが始まる」誰かが言っていた言葉
そうやって時代はいくつもの光と陰に出会ってきた
Sunlight・・・
声枯らして泣き叫んだ夜にも 古い想い出に浸った夜にも
灯りを消して 瞳を閉じれば やがて誰にも朝が訪れる
明けない夜はないから・・・
ほつれた糸 心の中に空白生まれて今日も倒れた
どうして? 上手くいかないんだろう? 溜めこんだ涙が伝わる
雫の跡 想いを込めた その分だけ素直な自分に会える
ほら また 抜け殻を脱ぎ棄てて 心が強くなっていく
「誰もが望めば いつかは叶う」平和で愛に満ちた世界
そうやって人は信じていく 束ねた嘘を振り払って
Sunlight・・・
過った道 行きかけた人でも 大切な人を失くした人でも
俯く顔に朝日が差し込んだとき 希望の種を持てるんだ
芽吹くよ どんな種でも・・・
とても長く感じられる夜もある
とても長く感じられる道もある
大事な人に届けたい気持ちもある
大事な人にいたい言葉もある
心許ない 一人の時間が切なくて・・・駆け出していく
Sunlight・・・
声枯らして泣き叫んだ夜にも 古い想い出に浸った夜にも
過った道 行きかけた夜にも 大切な人を失くした夜にも
灯りを消して 瞳を閉じれば どんな人にも朝が訪れる
明けない夜はないから・・・
ほら 空を仰げば 瞳に映るsunlight
ほら 人を信じて 心に宿るsunlight
人は人生の道中で、必ず悩む。必ず迷う。
どうしてあんなことしてしまったんだろう。
何故、上手くいかないんだろう。
後悔の夜が襲ってくることは、少なくないことだろう。
その“悩み”を吐きだすことができなくて、
意味もなく人に当たってしまったり、
生きている意味について深く考えたり・・・。
でも――。
人は人生の道中で、必ず希望と出会う。
希望が自信を生み、
自身が信頼を生み、
信頼が愛情を生み、
愛情が笑顔を生む。
どんな苦しみを抱いていても、優しい光がやがて差し込む。
明けない夜なんてないのだから。
朝はまた訪れるのだから。
だから――瞳を閉じないで・・・。




