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平和

112、平和


戦で失ったものは二度と戻らない 命は滅び土に還るのです

風前の灯火に似た勝算だろうとも 士気さえ下がることはないのです

どんな苦境も逆境も ただ国のために 追い風だけを信じて 戦い

胸に刻んだ 誇りや絆と共に消えゆくのです


次 また咲く 笑顔という名の花に命の希望をたくして

生きるのさ 歩み続けるのさ 未来へ続く道を

今 このとき 平和という名の詩に無限を感じてごらん

春の柔らかな風が明日には吹くはずさ


零に戻った線上に湧き立つ 黒煙の隙間から降りゆく光を

めげずに追いかけ続けたら 華やかな 賑やかな街ができたのです

伸びる成長は止まることなど知らなくて 向かい風なんか構わず 稼いで

いくところまでいった末に 何が見えるのだろう・・・?


ただただ 咲く 笑顔という名の花は衆に希望をたくすよ

理想だけ追う人たちに 大切なものを教えてくれる


幸せとは何なのか?

金に溺れ 酒におぼれ 悪事に走ることなのか?

幸せとは何なのか?

人を愛し 愛を育て 誰かと共に微笑むことなのか?


ほら 今咲く 笑顔という名の花に命は必ず宿っている

生きていく 歩み続けていく 絶えることない道を

聴こえてくる 平和という名の詩に幸せ感じてごらん

芽吹くその日まで風を信じるのさ

明日を信じるのさ

この詩を信じるのさ


戦争で負う傷は癒えない。

いや、癒えてはならない。

あの忌々しい記憶を、あの酷い記憶を・・・。

平和を望む者たちには、相応の傷があるのだ。

平和を信じて、笑おうか――?


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